サグラダ・ファミリヤの奇跡




スペインにせっかく行ったのに何ひとつ有益な報告ができず大変申し訳ございませんwww
これまでに書いたのが「パンが泣くほどうまかった」とか「立ち飲み屋のおねいさんが美人で親切、なのに痛恨のミス!ああ!なぜチップをどっさり渡さなかったのか!それはもちろん『会場ハ ドコデスカ~(泣)』とパニックになっていたから!」とかそういう超どうでもいいことばかりwww

いやいや、せっかくですので聖家族贖罪教会で撮影した写真をお見せしたいと思います。
画像がたくさんありますので「続き」をクリックしてご覧ください。



聖家族贖罪教会!!!!
スペインといえばココ!ココですわよね奥様方!!!!とコーフンすることもなく「フーン・・・」と、まあ、「そこにあったんでとりあえず」くらいのかるーーーーーい気持ちで行きましたらば!!!

バルセロナの市内ってほんとに綺麗に道が整備されていて、地図をがさがさいわせていたら通りがかりの素敵なマダ~ムが「ここをまっすぐ何メートルよ☆」とにこにこ教えてくださったとおり、歩いていると見えてくるわけですよでけぇのが!

ぎゃーー!!!! なんというか「ゴジラだ!!!!」というかんじで、近くなればなるほど大興奮で、なんというかもう「すごい・・・」のひとことでした。

なんちゅうものを・・・と慄然としながらチケットを購入し、わけもわからず「とりあえず全部!」的なモノを手にいたしました。これが大間違いだったわけですがwww結果的に奇跡が起こったのでよしとします。あのとき「これにしましょ!」と決めてくれた友達に超感謝です。ありがとう~。

※ここでそのチケットを使って地獄に突き落とされて、のちにウィーンのカールス教会でどうやら昇天させていただいたようですYO!

だってこんなんですよ!SUGEEEEEEEEE!!!!
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細かいいいいいいい びっしりとなんか怖いレリーフが!!!
ちっさい赤ちゃんをぬっころすおっさんとか、調べるとさぞかし深いいわれがと思いつつ、時間制限アリのチケットなものですからどんどん中に入ります。
そもそもチケット売り場から外を半周して階段をのぼって入場待ちの列に並ぶという、「どーして売り場をこっち側にしなかったのかなー」な導線なんで、「これって長居無用ってことだよね」とか内心では思いつつ・・・

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すごいっしょ!!!!ステンドグラスの神々しい輝きがすごい。
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実際はこんなかんじで、自然光がふんだんに入るので中で使われている大理石の白い色がとてもきれいに見えました。
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青~緑系の透明なかんじの色がとても好きなのでずーっと見ていたかったです。美しかった。
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中はすっごく広いです。高い高い天井。
「神」への希求。
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左側の天使と、この薄青いなんともいえない光線がすばらしかった。ボケボケなのが悔しい。
後でお見せしますけど、無感動に、ファインダーを見もせずに撮影した一枚のクオリティがはんぱないのに、感動して、心をこめて、ああ美しいとときめきながら撮影する一枚がいつも必ず残念なのはいったいどうしたことでしょうか。
この色、実はウィーンの自然史博物館で見たすてきな鉱石にそっくりなものがありまして、今回の旅のライトモチーフでもあったなあと思うんですよ。GPFのテーマカラーも非常にきれいな青でしたし。
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これが例の「殺人的長距離歩行強要石階段(←失礼すぎ)」からの眺めだ!
これけっこうイイでしょう?でも実は恐怖に震えておかしくなって、岩のすきまから手を出してやみくもにシャッターを押しただけなんです。この高さでも半分くらい降りてきたあたりかな・・・もうちょっと地上に近かったかな?
高いところ本気で苦手なんですよ・・・宇宙に行くのは心だけでじゅうぶんです!(泣)
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もう錯乱して何がなんだかwwwこれはたぶん「足元」ですね。こういう、ほんとに天然自然の素材がざっくり削られているところをえんえんと歩いて降りてくるわけです。
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この通路、さらに恐ろしいことに、ところどころに「見晴台」的な分岐があるんですよ。決死の思いで歩いていくと行き止まりではい引き返して~という大惨事www何度「ふざけんなああああ」と内心で叫んだことでしょう。
そしてまた高いの全然平気デース!という楽しげな観光客が身を乗り出して!カメラを外に突き出して!撮影とかしてるんですよおおおおおお!!!!やめろおおおおおと叫んで後ろからタックルしてそのまま一緒に落下するノ図、が浮かんできて参りました。
あまりの怖さに「とびおりちゃおっかな~☆」と思った瞬間、耳が聞こえなくなって世界が真空で満たされた(笑)。
ぶっちゃけ、姐さんの身体機能の8割は停止していたと思います。吸っても吸っても息ができない!前に溺れたときより苦しかった。あのときはプールの底で横たわって「空・・・綺麗・・・」って水面を見上げていたっけなあ(走馬灯)。

だって今ウィキペディアを見たら「地上高170m」って書いてあるし~☆
そりゃ酸素足りないわ・・・遭難してもしょうがないわ・・・(おい)

それなのに全然普通な外国人旅行客のどなたかの後姿。フツーに歩いていらっしゃいました。
ご職業はパイロットですか?とそれでもつっこみを忘れない悲しい性(さが)の自分が憎いwwwwww
まず生きろwww生きて地上をめざそうwwww
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この、辛いときほど全力で横道にそれていくオノレのありかたを痛感させられた時間でもありました。ほんと、生き延びようと全力になるとマジでなりふり構っていられないですよね。手すりにしがみついて降りましたとも。


地上だ!!!!!
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生きてるって素晴らしい(笑)。
無関係な外国人の皆さんがフレームインしてしまいました。空を撮影していてふと地上を見るとおおそこには素敵な人々が!おそらく死の淵から生還したばかりのわたしが満面の笑みでカメラを向けたせいでしょう、皆さんにっこり笑って目線をくださいました。ほんとにすみませんwwww
美男美女のなごやかな集まりでした。連絡をいただければ写真を焼いて送りますしwwwww
思いっきり晴れやかな笑顔のアジア人に撮影されてもこの笑顔ってすてきよ!今度会ったら友達ね!つーか誰なんだ君らwwwなんかもう「ヒューマニズム」とか「ホスピタリティ」とか「アミーゴ」とかいろんな単語がかけめぐる一枚ですwww
人間って・・・すばらしいね!
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空もやりたい放題wwww
青い・・・青いよママン・・・!
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そんでもってまだ工事中というこの建物wwwww
どこまでもか!
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植物をモチーフにした尖塔のようです。友人にどれが好きか聞いて激写しつつ、「あのクレーンに乗ってあれを作るオッサンが世界一の勇者だよなあ」としみじみ思いました。
すごすぎるよサグラダ・ファミリヤ!
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あとねえ、工事は終わらせないほうがイイですね。ってただの観光客の勝手な考えなんですけども。
終わらせないほうがいい。たぶんそれがここにはふさわしい・・・気がした。
最近、日本の企業がまどろっこしくなったかして???俺らの技術をぶっこめばあと○年で終わらせられるしって発表されてましたけど、終わらせないほうがイイと思うんです。

永遠に未完成。
永遠に完成をめざす。
・・・だって人間の「贖罪」は終わることがないんじゃないですかね。生きていればいろいろある。そもそも「原罪」の概念を姐さんは疑問視する者ではございますが、それでも生きていればいろいろある。

そのとき、他者との共生や一体感や、生命の前でのわけへだてのなさ、を喚起するタームのひとつとして「贖罪」はどうしても必要なんじゃないかなと思います。

観光資源としてもそのほうが魅力的だし!と思うんですよ。
タワーに観光客をエレベーターでガンガン送り込んでおいて「歩いて降りて☆」なこの建物で、奇跡の生還を果たした自分は、「そういえばこの世で一番遠い場所って『自分の背中』をおいとくとどうしたって『空』だよなあ。空を見上げても”ぎゃあ、落ちりゅうううううううう”ってならねえのはどういうことよ」とぼんやりといつもの疑問を思いながら、空をずーっと見上げていました。

ヤバイ、奴らは本気(マジ)だ!
※「地上高170m」です。
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んと、チケットは二枚。教会内への入場と死の淵をのぞくタワー登坂。時間制限がけっこう厳しかったので、チケット購入後、ただちにぐるりと外周をまわって入場列に並び、荷物のチェックを受けてから中に入るのが吉のようです。

いや~、ほんとに参りましたよ、ここ。

でも、もう一回は行ってリベンジしたいとは思います。あまりにもみっともなく怖がりすぎでした。

肉体を持っていると破損の恐怖ってホントに足をすくってきますよね。
心だけならナンボでも体を出て「地球を外から見る」ってな経験もできるのに。
そういえば気象衛星ひまわり最新機が撮像した地球が、肉眼で見る色合いにもっとも近いらしいですが、地球って外から見ると「灰色」に見えるんですよ。
真っ青「ではない」の。青いのは一部分。だからあの画像を見たときに「あーー!これこれ!」ってとっても嬉しくなりました。
ってまったくの余談ですけども、まあスカイツリーのあの足元透明な見下ろし場と、いい勝負でございますよ。

手すりがいまいち信じられない(※偏見です)ということを加味するとこっちのが怖いです。でも、バルセロナの人っていうのは、真面目で勤勉で仕事に対する姿勢がすばらしいとも聞きました。

この聖家族贖罪教会の工事も、すばらしいと思います。

売店で売られていた「カエル」もすてきだった~。あとTシャツのかっこよさは異常でした。

もう一度行ったら「タワーから叫ばずに降りる」ことを目標にしたいと思います。
そして「祈りの場」であるこの教会で、奇跡の予兆を最高の恐怖とともに与えてくれたことを感謝したいと思います。

西洋の信仰、恐るべし・・・。

(そして”奇跡”はウィーン編に続くのだった・・・たぶん)



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GPF2014 | コメント(14) | トラックバック(0) | 2015/01/02 05:23
コメント
生が~
姐さまこんにちは。

すみません、今日は素敵な写真観ただけで、いてもたってもいられず、コメントさせて頂きます。

今年の私の目標は「生」です!!!

生観戦、生鑑賞、生旅行、生講演会・・生麦・生米・生卵~~!!
(頭ショート状態)

サグラダファミリアのこちらの文章は、今夜、まったりじっくり堪能させて頂きますね♪

姐さま、今年もよろしくお願いいたします。
現実を知りました
姐さま、今、改めて楽しい文章と写真を堪能させて頂きました。。

昼間は、興奮して
「やっぱり生が~」などと身の程知らずに連呼していた私ですが、姐さまのレポートを読んで、バブルが如く膨らんでいたイケイケ気分が、一瞬ではじけ飛びました。

サグラダファミリヤって、天然の富士山よりも、登るのに勇気と覚悟のいる人工物だったのですね!!!

ビビリー熟女な私は、たとえ生きてるうちにバルセロナに行けたとしても、地上から指くわえて見上げるだけにしておきます。

唯一の得意技(妄想力)で、登ったところを妄想するだけにしておきます。(不健康)

スリル満載のレポ―トをありがとうございました。
きれいな青
姐さま、写真、拝見しました。

まだ若かりし頃にガウディ・ブ―ムのような
時期があって、その頃から一度訪ねてみたいとの
思いを温めながら実現していないので、
しみじみと眺めさせていただきました。

建物の全容は、聖なる場所でありながら、
魔物のようでもありますね。近くで見たら
圧倒されるだろなぁ。

また、印象的なステンドグラスの色。
特に青と緑系の混じった色、昨季のラフ真央
衣装を思い出しました。

それにしても、まだ工事が続いているのですね。
「永遠に完成を目指す」
この言葉も、真央ちゃんと重なる気がします。
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北蛍さんへ
大切なお話を聞かせてくださってどうもありがとうございます。
あなたの心に平安がもたらされますように。

人にはそれぞれ立場があります。誰もその人のかわりに生きてあげることはできません。あなたもわたしも、その方も、みな必ず死ぬ定めのもと、同じ条件で生きています。

そこまでの生をどれほどほとばしるように精一杯生きられるのか、死、という制限があればこそ、人は真剣になるのではないでしょうか。

スペインで見たものの意味は、わたしもこれから咀嚼して自分のものにしていきたいと思います。

一緒に生きましょう。
tokoさんへ
そそそ、そこそこ!わたしも行ったことがありますが、身の危険を察知したのかw塔にはのぼりませんでした。どう見たって「高い」んですもんwww
バロックの過剰すぎる装飾がすんげえ楽しくて、外壁を眺めてまわるだけで満足だったってのもあります。
そういえばそこでも「なぜ今ここでそれをなさるのでせうか」と小一時間問い詰めたい事件にでくわしたりしてあれこれありましたなあw

基本、ほとんど出歩くことがないものですから、たまーーーに遠出をするとそれはもう大変なハイテンションでわれながら恥ずかしいですw

いやしかし、この教会ほんとに超すごかったですよ。一筋縄ではいかない魔物みたいでした。
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ガウディを語る資格はないと思います。
きっと良さもわからない。ガウディはあなたのような偏見を持つ人ではなかったから。純粋な人です。汚さないで。
サグラダ・ファミリアを子供がどう見たか
こんばんは、お姐さま。

さっき、ジム友の中三の娘さんがTVでサグラダ・ファミリアを見て、
「ずっとテーマパークだと思ってた!」と発言した話を聞かされて大爆笑してきた所です。
子供の目にはクラシックなシンデレラ城に映ったかねえ、などと。
ジム友は頭を抱えていたけど、そのぐらいガウディの作品は面白く、魅力的なのよって。

建築物にせよ、絵画、彫刻にせよ、作家が世に送り出したものは、どう受け取って解釈してもいいんじゃないかと私は思っています。
逆に怖いことかもしれませんが。

私は実物は見てませんが、グエル邸が好きです。

建築物を巡る旅もしてみたいです。
国立競技場のデザインを勝ち取ったけど、予算オーバーで大幅改変されるという噂のザハ・ハディットの作品、見たいみたい!
東京にも、素敵な建築物が沢山ありますね。六本木の国立新美術館、ミッドタウンあたりで私は十分幸せ気分になれます。ハードル低いですねwww
glacierさんへ
ほんとに、いきいきと新鮮で美しくておそろしいほど凄味があって、生きている!って感じました。
写真集や映像で見ていてもすごいんですが、あのようにものすごいものが存在していて、そしてバルセロナの皆さんの日常に常にあるというのがまたたまらないすごさです。
ガウディデザインの邸宅、早朝、深夜、そして日中と何度も見ましたがその都度印象が全然違っていて、観光客が取り囲んでいるときと、深夜、無人の佇まいとでも表情が変わっていて面白かったです。
石でこさえると長く残っていいですよね・・・そして地震のなさも憧れですw
glacierさんのお好みの建物の傾向がなんとなくわかってきましたよw
いいじゃないですか、好きなものが多いのは幸せですよ!
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Re: お姐サマ、宛名が間違ってます!
laviniaさんへ

ぎょえええええ!宛名が間違ってました!「glacierさんへ」と書いたのはあなた様宛でした。すみません!すみません!ごめんなさい。

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