THE ICE2016 名古屋公演感想その1



今年2016年は名古屋公演三日間行ってきました。
アルソアさんのショーは不参加です。それがあったことも知らなかったゾ☆

友人がすばらしい席のチケットを取ってくれまして、三日間とも別の位置、二階席、ロングサイドジャッジ反対側、ロングサイドジャッジ側、それも1列目と3列目という良い席でした。
友人の日頃の行いのせいでしょうか。。。ありがたいことでございます。
また緊張のあまり「もう帰ろう」と電車に乗るなり言い出すようなチキン野郎と三日も過ごしていただいて本当にありがとうございました。
実際、会場のどの位置から見てもオッケーな構成でしたし、最初に全体を把握できたので三日間、少しずつ違う内容で進行していくショーを存分に楽しめました。
それからこれは一日だけ行った方の感想ですが「真央ちゃんがすごすぎてそれ以外あんまり覚えていない」というの、すごくよくわかります。わたしも一日だけ(一回だけ)だったらもう何が何だか!で同じ感想になったと思います。

そしてTHE ICEの恐ろしいところは「全日、全会見たくなる」ということ。

今回も「名古屋三日間だけでは全然足りない。来年は大阪にも行こう!」と思いました。

また今年は十周年だったということでおめでとうございます。

できましたらTHE ICE二十周年、三十周年にも行きたいと心から願っております。

ただね、会場内が暑い!暑かった!
今回はいつものモリコロではなく、大相撲春場所などが行われる「体育館」に氷を張っての公演で、とにかく今まで経験したもっとも暑いリンクでした。演技中の客席には半袖、ミニスカートの女性もいましたしランニングの男性も見かけました。
まあこちらも感動のあまり打ち震えて泣いているか大声で叫びながら拍手しまくりびょんびょんはねているかのどっちかですから「頭を冷やせ!」といわんばかりに冷房を入れていただいても逆にそのほうがありがたいのですが、でも防寒服を着こんでもこもこにならずにすんだのはよかったです。冬の防寒服は種類によっては、「音」がいやなんですよね。シャカシャカいうから。なのでなるべくフリースとか音が出ない上着を持参するようにしています。
冷えは足元からくるので床に新聞紙一枚でもいいからひいてその上に足を置くとかなり違います。最悪おなかに巻き付ければ相当な保温もできますし、って冬山登山の知恵なんざ不要なくらいの暑さでした。
氷が溶けて怖いのでこれはちょっと考えたほうがいいと思います。
実際リンクにびしょびしょな個所があったしなあ。
アモディオの熱いセクシーダンスのせいばかりとはいえないwww

それから、一日目に隣に座った札幌マダム!いただいた名古屋城入場チケットのおかげでジェイソン君、といってもチェーンソーを持っていないほうのブラウン君が観光しているのをみつけ、握手していただけました!ご両親と一緒に歩いていらっしゃってパパママとも握手させていただきました。
ジェイソンくんのママがすごく素敵な方でご本人がいるのにママ!ママ!としっぽをぶんぶん振りまくりでした。
きょっこママさんと同じで真央ちゃん舞ちゃんがそこにいるのに「おどき小娘!」の勢いで匡子さん!がぶり寄ってしまったのを思い出し「素敵な選手にはやっぱり素敵なお母さまがいるんだなあ」と感動しました。
札幌マダムのおかげです。どうもありがとうございました。
名古屋城、あちこちで「キャー!」と歓声が上がっていたのでジェイソンくん御一行様はショーが終わって見物しているファンにみつかっていたのでは。ゆっくり観光しているところを本当に申し訳なかったのですがとりあえず「好きだ」ということは伝えることが(たぶん)できてうれしかったです。今思い出すと恥ずかしくてそこらから飛びたいwwww本当にごめんなさい、そしてありがとうございました。です。

マダム、コーヒーのお味はどうだったでしょうか。
ショーの感想や選手への思いなど「全文同意です!」と思うくらい自分とほとんど同じことをおっしゃっていて驚きました。もっとお話しできたらよかったのですが何しろショーの最中だったので残念でした。
おひとりで三日間遠征ってすごい熱意ですよね。
またどこかでお会いできたらと思います。

あと、名古屋の人って「詰めて坐る」習慣があるのでしょうか。
ホテルの朝食で他に誰もいない部屋で知らない人に真横や正面に座られたんですが、自らすし詰めになっていく「文鳥スタイル」を取るのは旅人だから?と思いましたが電車内でも誰かが坐っているとその横に詰めて坐る。密着する。
これはふだん東京では見られない光景で「文鳥率、多し!」と思いました。
東京だとあいだをあけてポツンポツンと坐りたがる・・・よね?

選手用のファンレターは、思いのたけをそのまま書くととんでもない長文になるし気持ち悪いし、かといっておさえて書くと電報みたいだしで悩みましたがそれでも気持ちを伝えたいと会場外に用意された受け付け箱に入れてきました。箱の中にはやっぱり真央ちゃん、舞ちゃん宛のレターが多かったですね。

プレゼントは受け取りなしでその分を募金に、という箱もありました。毎年えらいなあ。素晴らしいと思います。

さて「感想はどうなったんじゃ」とお思いのことでしょうが、もうね、わたしはこの先の一生涯、「THE ICE2016が素晴らしかった」と繰り返し巻き返し言い続けるだけの人生かしら、と思うほど素晴らしかったです。

まず、真央ちゃん。
真央ちゃんが覚醒してた。これだけでもう俺歓喜です。度肝を抜かれた。

会場が暗くなり、アナウンスが流れ、スポットが当たると真央ちゃんがリンクに立っている!!!!
白いドレスふうのもこもこがいっぱいの、白一色なのに素材の質感ですごく豪華で気高くてお洒落で洗練されているゴージャスきわまりない真央ちゃんが!
演出さん!よくおわかりで!
これを見に来た!浅田真央!という場内のものすごい歓声の中、真央ちゃんがひとしきり観客を悩殺して(いやもう一撃ですわwwwww)短時間なのに信じられないポジションを矢継ぎ早に繰り出してゴージャスイーグルで大虐殺。出落ちなんてとんでもない。いきなり昇天ですわ。
そして次々に出演者があらわれて、みんなで演舞。あれ難しいぞー。さすが世界のトップスケーター。にこやかに華やかにちゃんと距離や速度を調節してリンク中央で華やかダンス。
どこを見ていいのかわからない上に全員大好きな人なのでもう大変!
正直、オープニングだけで終わっても満足だと思う素晴らしさ。
「これはとてつもないことが始まるぞ」という予感と共にスケーターがはけていきます。
で、トップバッターの無良くんからショーが始まっていきました。

なんというか「夢空間」でした。全員が幸せだっただろうと思う。
観客の一体感。惜しみない拍手と声援。「何かすごいものを見せてもらっている!」という喜びと驚き。

匡子ママが「人としてちゃんとしていなかったらスケートをしていたって何にもならない。リンクを降りてからのほうが人生は長いのよ」とおっしゃっていたことをふと思い出し、わたしたちが真央ちゃんをこんなにも好きなのはその「心」が想像を絶して美しいからだなあと思いました。

楽しかったなあ。

真央ちゃんは、復帰後ワンシーズンを過ごしてみて、またしても最低最悪の不正採点でひどく傷つき、復帰を悔やんだこともあっただろうと思います。そしてまた「なぜこんなひどいことをされるのだろう」と、あのようにまっすぐな気性の持ち主だけに相手の陰湿さや奸悪さ奸寧さ卑劣さ暴虐ぶり、陰険で卑怯で私利私欲、拝金主義だけのくっだらねえクソ採点を「本当に自分がされている」のだということにハッキリと気が付いてしまったのだろうと思います。
「本当にターゲットにされている」と。

真央ちゃんはもちろん世間知や一般的な人付き合いなども知っていて実行している人ですが、「本物の邪悪」というものの存在になかなか気がつかずにいたように思います。

というのは自分の中にそこまでの腐りきったドロドロが「ない」人だから。
いつだって努力すれば、頑張れば、ジャッジは認めてくれる、ちゃんと自分が正しく滑れば正しい点数を出してくれる、と信じていたと思います。
その思いを完全に踏みにじった。完全に。

「根拠のない高得点」も「理由なき低得点」もどちらも異常です。不正です。真央ちゃんはずっと「理由なき低得点」にさらされ続けた。
恐ろしいことです。すべてを賭けて必死にうちこんだ「努力」を全否定されるのですから。
それは「地獄」なんじゃないでしょうか……。

ファンはそれをずっと見てきた。……見てきた。

そして真央ちゃんは「にもかかわらず」またしても非常な高みに到達した。これは驚くべきことです。
真央ちゃんのすごさの中身が、これまでと全然違う。自覚をもったすごさです。これは「強い」。

オープニングから完全に「浅田真央であること」を引き受け切っていた。楽しむ余裕すら見せて役割をこなしていた。完全に全体が見えている。

そして姉妹プロ。これも伝説になるでしょう。

バトルとのコラボ。すごかった。

そして今季ショートプログラム。黒い鳥が羽ばたいた。

真央ちゃんは本当に大器晩成型だったのだろう。やっと、やっと「自分は素晴らしいスケーターなんだ」と気がついた。そして「だったらその素晴らしさを思いっきり見せようじゃないの」と決意した。
そんな感じがしました。

正直、ローリーかあとちょっと思っていました。タラソワの「芸術作品」の素晴らしさに完全に魅了されきっていたから。好きなプログラムをあげろと言われるとほとんどがタラプロです。真央ちゃんも知らずにいた「これまでと異なる美しさ」を存分に引き出すタラプロをできたら今の真央ちゃんでも見たい、と願っていた。

しかしローリーには謝らなければ。印象的なポーズ、つなぎ、要素の配列、やっぱり「お?どこかで見たぞ」という既視感は少々ある。ありはしますが完全に「NEW浅田真央」を演出する「しかしどうよ、真央が演じるとこんなにイイのか」という完全な公開処刑になっています。もし自分が似た振付で滑っていたら頭を抱えるしかないような。

まあそれも真央ちゃんが素晴らしいからですけどね!と謝罪のために土下座しながらも顔をもたげて言い放つ憎ったらしいヤツ、それが姐さんですけどね!
でもローリーに「真央が素晴らしいからこのプログラムがとんでもない芸術作品になっているんだ」と言ったら彼女は「わたしもそう思う」と言うでしょう。「何言ってるんだ、当たり前だろう」って顔で。

真央ちゃんはすごい。

ストナのコマーシャルで世界を震撼させた黒い鳥は、今度は悪者をなぎ倒す。
悠々と飛翔するだけでばったばったと敵が死ぬ。
鳥は自由に羽ばたくだけ。
自由に大空から見おろすだけ。

真央ちゃんに、そんなに苦しむのなら引退なさったほうが、と思っていました。もう辛すぎるのでは、と勝手に想像を押し付けて。でも弱いのは自分だった。苦しみにくじけていたのも自分だった。

真央ちゃんは常に正しい。浅田真央、引退しないで正解です。彼女はついに「完成」した。

本当に、今期はどえらいことになるでしょう。ショートもフリーも最初から完成形で出してくると思う。
そしてまったく新しい「浅田真央」に対してジャッジはそのとき何点出すのか。
むしろ平気な顔で採点できるのか。

真央は完全に別の地平に行ってしまった。自分の努力で。自分の決意で。

浅田真央、戦闘準備完了です。




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THE ICE2016 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/08/24 10:15
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