浅田真央がやっていること 「昨日の真央を超えていく」



真央ちゃんの苦闘が続いています。

世にも可憐で純粋無垢で、お茶目で可愛い素敵なレディが、不屈の根性で前人未到の荒野を目指す。
その旅はどんなにか辛いだろう、と察します。
でも、その旅の過程は栄光と歓喜に満ちてもいる。真央ちゃんが味わってきた「その思い」はすでに十分な報酬なのではないでしょうか。

彼女は何かのために演技を続けているのではない。地上で得られるすべてのもの、人からもらえるもので欲しいものは何もない、とかつてそっと話した人です。

彼女がしていることの本当の難しさを理解できる人はどのくらいいるだろう。

浅田真央は「昨日の自分を超えていく」という途方もないチャレンジを続けている。今もなお。

仮面舞踏会の新鮮で華やかで困難な、それゆえに世にも「新しい」あの世界も、バンクーバーの空前絶後のトリプルアクセル三本も、トリノワールドの「鐘の完成系」も、ソチの奇跡のフリー、伝説の「神話的」演技も、さいたまアリーナの「もしかしてこれで最後」の円熟味を帯びながら「徹底的な挑戦」の限界値ぎりぎりの歓喜の演技も、あれもこれもどれも、わたしたちは新鮮に思い出せる。

真央の演技は古びるということがない。なぜなら常に「挑戦」し続けてきたから。

昨日の自分を超えるために、明日はもっと輝くために、地味で目立たない練習を黙々と続けてきた人だから。

その忍耐と克己の集大成がリンクで大輪の花を咲かせる。

だから、素晴らしい。

「浅田真央があきらめてきたもの」を並べたらずいぶんと長いリストになるのではないでしょうか。でもそれは、どれも「モノ」のレベルでしょう。

贅沢でハイカロリーな食事、深夜の間食、趣味に没頭して練習をサボる、試合と重なったら友達と遊ぶのを優先する、などなど。

「そういうこと」なら真央はいくらでも我慢できる。スケートを、試合を、優先できる。

何しろ歴代コーチが「滑るな、休め」と言っているのに滑ってしまう。練習、練習、また練習、です。

生徒がちょっと気を抜くと「練習しろ!」と殴ってでも生徒を引きずってでも、1キロ先からでも聞こえそうな大声で怒鳴ってでも(マジかよ)リンクに叩き込んでいたあのタラソワ先生が「こんなに練習する子は初めてよ」とちょっと引くくらい練習の虫だった。

※すいません、妄想入ってます。が、ごっつい巨大なリングをつけたまま生徒を殴ったのは本当です。
※タラソワは引かずに「俺、歓喜」ですっかりほれこんでいましたけどね!
※まあロシアのコーチは生徒がスケートの練習をせずサッカーをしていたからと生徒を骨折させたりしますけどね。旧体制オソロシス。
※だったらなぜミーシンはトリノ五輪で「誰も寝てはならぬ」を滑ったあのロシア美女の豪快な逸脱を止められなかったんだよ。彼女のヌードグラビア、「具」まで見えてて絶句させられたぞ!内臓まで出すな出すな!女子生徒はとらないとかいいながらとったあの子がアレだからますますミーシンは、と妄想したぞ!
※熟女の風格を最初から漂わせていたマダムことマダムはよくミーシンをいなせたな、たいしたものだ。
※上記のロシア美女、結局ロシアスケ連から放りださせるのですが理由が「不良」だからという・・・どんだけ遊びまわったんだよ、大好きだったんだけどな。日本にもDOIにきてクソポエマーこと塩原がいいこと言おうとして案の定カミカミだったぞ。
※使い捨てが常態のロシアでアリョーナ・レオノワのベテランぶり、すごくね?なんだかんだワールド銀メダル持ってるしな。「やりたい放題」が許される領域で今季も れおのわが あらわれた! あんどうは たぶん れおのわを わすれている!←
※放っておくとどこまでも脱線するのでこのへんで。げふんげふん。

練習が「好き」、スケートが「好き」、そして真央ちゃんは「試合に出て、勝つのが好き」な人なんです。

だから練習する。だから困難に挑戦する。

無骨なまでの、愚直なまでの「練習に対する真摯さ」がいつもリンクでわたしたちを圧倒する。

誰があのように演じられるだろう。一体、真央のほかに誰が。



真央ちゃんは、韓国の国威発揚のための国家ぐるみの不正の標的にされ、本来ならもっとずっと持っているはずの得点やメダルや栄冠の数々を不当に奪われ続けた人です。

韓国と「日本の」心無い者たちに明確な標的、仮想敵とされて叩かれ続けた。

国民的な人気を誇りながら、その国民自身が彼女の苦闘の本当の意味を知ろうとせず、彼女の苦しみを理解しようとせず、キム・ヨナの演技に対して「高得点だからすごい はず」「高得点だから強い はず」とうのみにしてきた。

誰がどう見ても真央のほうが難しいことをやり、真央のほうが美しいことをやり、真央のほうが技術が必要なことをやり、真央のほうが素晴らしかったのに「高得点だからすごい はず」だと「目の前の選手の演技」を見なかった。

見ていたけれど、見ていなかった。

わたしがこのブログでキム・ヨナとマレー熊の画像を並べたときに、少々の反響がありました。「そっくりだ」と。

ええ、そっくりですとも。そして本番中のスポーツ選手の中で、試合中の現役選手の中で、マレー熊のようなかっこうをしている者はひとりもいない。近くはリオ五輪、ソチ五輪、各種大会、どんな場面でも「あんなにぐにゃぐにゃでめちゃくちゃなかっこう」の「スポーツ選手」はいなかった。

つまり、「おかしいのはキム・ヨナ」なんです。

「マレー熊」であっても勝てるということは、もうそれは「スポーツではない」ということなんです。

キム・ヨナは勝利に値しない。なぜならすべての要素で「彼女を上回る者」が必ずいるから。なにひとつ抜きんでていないのに勝てるとしたら、「不正」しかあり得ません。

このブログでもトンチンカンな擁護コメントがたびたびつく。でも、ISUがくだす採点がそもそも「発狂」しているので、あちらを立てればこちらが立たず、こちらを正しいとすればあちらがおかしい、で、破たんしまくりになるんです。

ひとつの擁護に対して即座に十も二十も反論ができる。破たんしているんです。擁護は無理です。

そもそも「ルールに書いてないこと」を採点の骨子に据えるスポーツなんてありますか?

こんなものが五輪競技だなんてねえ。


「陰謀論」だったらどんなによかったか。キム・ヨナが本当にうまくて立派で最高だったらどんなによかったか。

でも、そうではなかった。


真央ちゃんは韓国主導の地獄の標的に無理やりさせられて、自分が所属する連盟からも執拗な嫌がらせをされて、自国のマスメディアから徹底的に叩かれて、家族のプライバシーすら晒されて、悪意の全面包囲のただ中で戦い続けてきた人です。

だから偉大なのです。だからすごい人だというのです。

十年以上これだけマスコミにさらされながらただの一度も失言がない。絶対に他人のせいにしない。口を開けば反省と意欲と決意だけ。

誰をも責めず、人をも恨まず、「自分のスケート」に向かい続ける。

その清廉さと矜持につけこんで、邪悪な者たちはやりたい放題の十年だった。地獄の窯の蓋が開きっぱなしだった。

真央にできることは「練習を続けること」だけだった。どんなに孤独だっただろう。かわいそうに、と思う。

でも、真央は孤独ではなかった。そして気の毒な犠牲者でもなかった。

真央は常に勝利者として昨日の自分に打ち勝ってきた。

試合でジャンプを失敗してやる気をなくした日もあった。そんな日はお母さんが「そんなことではだめだ、なんのためにきつい練習を重ねてきたんだ」と叱ってくれた。「自分で自分を見放すようなことは絶対にしてはいけない」と教え諭してくれた。

ジャンプにばかり世間の関心が集まって3Aなしでは浅田ではない、というような論調に流されそうになったときには「真央の武器は美しさだ」と断言してくれるコーチもいた。

五輪メダリストの親を持ち、世界的に有名なピアニストと結婚し、自らはフィギュアスケートの歴史の全貌を知り常に最前線で活躍し「金メダルメイカー」と言われたコーチもいた。彼女は「真央が一番」と言い続けた。無数の選手を見守り続け、スケートのトレンドを創造しスケートの生きた証人、歴史的名コーチが「真央が一番」と言い続けた。

無理を重ねて追い込みすぎれば、プログラム内容を変更して「こういう勝ち方もあるんだよ、浅田君」と教えてくれるコーチもいた。

みんな、自分の全存在を賭けて真央を指導してくれた。

そして「真央ちゃんはこれからどのくらい花開くかわからない」「真央ちゃんは大丈夫よ」と言ってくれる一番最初のコーチもいる。

味方だらけ。

そしてさいたまアリーナでたぶんやっと気づいてくれた「たくさんの親戚たち」もいる。

素敵な家族もいる。舞ちゃんの大躍進、「フィギュアスケーターの浅田舞」の活躍ぶりは大いに刺激になってもいるだろう。

真央はひとりではないよ。絶対に。

真央のような人を応援するのは神仏にとってもたやすいことだ。真央はリンクの外でも内でも、愛情と称賛に包まれている。

真央はひとりではない。

こんなに清廉潔白で謙虚で清楚で誠実で「素晴らしい人」を愛さずにいられるわけがない。

千年後まで真央のファンだよ。



「採点基準」が狂っているときに出される点はおかしいです。高すぎても低すぎても選手のためにはならないです。狂っているから。

「それは正しくはない」。

正しくあろう、まっとうなスポーツであろうと志す動きが見えない競技、金もうけに奔走し、「国籍別の仕分け」が歴然となされるこの競技、果たして見る意味があるのだろうかと疑問に感じる向きももう少なくはないでしょう。

「真央ちゃんが引退したら見るのをやめる」という声もたくさん届く。

世間からしたら「スケートを見よう」ではなくて「真央ちゃんを見よう」ですからね。

でも、フィギュアスケートをこよなく愛し、ほかのあらゆるスポーツからこれを選びとった真央ちゃん自身が競技の衰退には一番心を痛めるだろう。

こういう人が命がけで心魂を傾けて青春を駆け抜けていく競技を、運営側が日に日にだめにしていくという矛盾。

でも、浅田真央はスポーツ選手本来の地平を見ている。「昨日の自分に勝つ」ということ。この上なく困難でこの上なく充足した「戦うべき戦い」にチャレンジしている。今日もなお。

わたしたちは「高得点だから好き」なのではない。「負けないから好き」なのではない。狂った基準、間違った順位のただなかにあっても「浅田真央その人が好き」だから、愛し続けた。

マスコミの狂った誘導や狂った解説や狂ったバッシングなどどこ吹く風で、「選手の演技」を見つめ続けた。

真央は、真央だから好きなんだ。それだけなんだ。

ひとりひとりが自分で選び、自分のハートで真央を愛する。

なんて自由なんだろう。なんて幸せなんだろう。

そして応援を拒まず、ありがとう、と思ってくれる真央ちゃんはなんてありがたい存在なんだろう。

荒波のような「がんばれ」を前にびくともせず「よし、がんばる」と思えるなんてすごいよね。

真央ちゃん大好きだ。


全日本がいよいよきます。出場できるかどうかもまだわからないし、勝てるかどうかもまだわからない。

でも、真央は戦いに挑むために、戦う権利をもぎ取るために、変わらず今日も努力し続けているだろう。


かつて一世を風靡し今もなおファンだと口にしている浜崎あゆみさんのCDのライナーノーツに真央が寄せた言葉は「何があっても」あゆみさんが好きだと、「何があっても」彼女の歌は永遠だと、短くて、端正で、率直に記されていた。

そう、「何があっても」わたしたちも浅田真央を愛するだろう。

どんなときもそうやって見守る自由を与えてくれた真央に感謝。心から感謝。

わたしは自分のハートが選びとった「わたしの英雄、浅田真央」をこれからも自由に応援し続けます。



昨日の自分を超えていく。


真央は真央を超えていく。

こんな難しいこと、真央にしかできない。本当に。

真央の得点を超えても、真央を超えることはできない。無理だろう。



次の五輪出場と、そこでの勝利を目指す彼女を、心から応援したいと思います。


真央ちゃん、ありがとう。

真央はすごいよ。






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浅田真央 | コメント(9) | トラックバック(0) | 2016/12/12 11:42
コメント
こんにちは。
読んで泣きました。
浅田真央。ずっと応援してるよ!
一人じゃない!!
No title
姐さん、ありがとう。
私の思いを全部言葉にしてくださって。
そして、真央ちゃん、ありがとう!
ありがとうございます
初コメです。
本当に本当に ありがとうございます!
真央ちゃんを心配するあまり
暗いものが寄ってきていました。
姐さま、涙と共に心に熱いものが
広がりました。
ただ真央ちゃんを信じて
応援するのみですね。
姐さま、そして、ここに集う皆様
本当にありがとうございます。

No title
『真央の得点を超えても、真央を超えることはできない。』

本当にそう思います。

『真央は真央を超えていく』

超えていくその美しい姿をしっかり目に焼き付けなければ
いけませんね。

幸運にも一緒の時代を生きている今、この目で見られる
幸せをかみしめたいと思います。

一生懸命応援し、祈り続けます。
ずっと心が重かった。今ごろどうしているんだろう、テレビを観ては塞ぎこんでいないだろうか、不安と悲しみに押し潰されてはいないか…。心配で仕方がありませんでした。でも、姐さまの言葉に、顔を上げて真央ちゃんを応援し続ける元気をもらいました。真央は真央を超えていく。真央ちゃんはこのままでは終わらない!
No title
いつも更新楽しみにしております。心の靄が吹き飛ぶお言葉ありがとうございます。浅田真央は常に自分と戦っている選手。私も真央ちゃんが自分に挑み、超えていく姿、その美しい演技を観れる喜びを感謝しながら応援したいと思います。
真央が好き
何があっても真央のファンです。
それだけは変わらない。
No title
全日本に関しては12位という結果にどよーんと落ち込んでしまいましたが
膝痛から回復したばかりで練習もままならないまま3A、3F+3Lo、2A+3Tに果敢に挑んだ真央さん
とうとうリアルルッツをものにした真央さんには泣けた。

今まで真央さんが跳んできた中で
一番踏切りが正確で
一番質のいいルッツだったよ。
18歳から8年かけて取り組み続けたルッツ矯正がようやく実を結んだことが嬉しくてたまらなかった。

このルッツをしっかりと自分のものにしてもらいたい。
「シニアデビューの頃のようにSPで、FSで2つ入れられるようになって!」とは
さすがに欲張りすぎかもしれないですが。
いやいや。真央さんなら大丈夫。
真央さんならやってくれると信じています

3Aも3F+3Lo、2A+3Tも跳ぶ感覚を取り戻しつつある

シーズン後半の大会派遣は無くなってしまったのは残念ですが
一足早く長いオフを貰ったと思って来季への準備期間に充ててもらいたい

来季の真央さんの「華麗なる逆襲」大いに期待しています
五輪知らずのファンです
初コメです。バンクーバーもソチも見ていませんでした。むしろこの競技が嫌いでした。家族が見ていたのですが解説は芸術的、表現力を繰り返すばかりで技術的な解説がほとんどなく、演技が終わった後上手くできたとニコニコしていた競技者が点数が発表された途端愕然とするなんて見ていて不愉快になる競技でした。真央ちゃんが休養後復帰して彼女のスパイラルに惚れてそれ目当てで彼女の試合は見ています。当時裏事情なんて知りませんでしたが韓国のアレは見ていて不愉快になる存在で、真央ちゃんの過去の演技動画を見てこんなすごい人が理不尽な目にあっているのに腐らずに真っ直ぐなままである事のすごさに感動しています。出来レースクラッシャーの彼女が真っ当に評価されるような綺麗な世界じゃないことが悲しくもそこで戦う真央ちゃんが愛おしくて仕方ないです。 ファンを増やし続けている彼女の競技が『引退を見誤った』なんて事絶対にありません。

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