バレエで磨いたバランスと柔軟性 高梨W杯最多タイ53勝 努力家、抜群の集中力




バレエで磨いたバランスと柔軟性 高梨W杯最多タイ53勝 努力家、抜群の集中力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00010000-doshin-spo
北海道新聞 2/17(金) 7:10配信

「オーラがないんです」
 【平昌(韓国)須貝剛】「記録より、記憶に残る選手になりたい」。かねてから抱くそんな思いも胸に、高梨沙羅選手(クラレ)は韓国・平昌の空を飛んだ。16日に行われたノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)で歴代最多タイの通算53勝目。身長152センチの小柄な女子ジャンパーが世界のジャンプ史と記憶に刻まれた。

 最多勝利の達成に「とても自信になる」としながらも、高梨選手の謙虚な受け答えは、この日も変わらない。ジャンプ台を離れれば、最近メークにも目覚め、おっとりとした雰囲気の二十歳の女性。「会ってみると『普通だね』ってよく言われる。オーラがないんです」と自虐的だ。

 8歳で初めて飛んだ。以来、浮力を感じることが「病みつきになった」。ジャンプのことになると穏やかな人柄が一変する。ウオーミングアップから人を寄せ付けない雰囲気を漂わす。「集中すると、周りの声が聞こえなくなるんです」
 安定した飛躍は精密機械のようだ。「アンドロイドではないか」。2014年ソチ五輪銀メダリストのダニエラ・イラシュコ選手(オーストリア)は高梨選手を、そう例えた。

 4歳で始めたバレエが役立った。ソチ五輪で全日本チームのトレーナーを務めた竹花智さん(53)=札幌・アスリート治療院=は「バランス感覚、柔軟性はバレエで磨かれた」とみる。高梨選手が通ったバレエ教室を主宰する旭川市の板谷敏枝さん(49)が思い出すのは、群を抜く練習熱心さと集中力。「バレエも天性のうまさがあったが、彼女の本当の姿は努力家なんです」

助走の空気抵抗、他選手の半分

 高梨選手は助走姿勢が低い。全日本スキー連盟科学委員の山本敬三・北翔大教授によると、助走時に高梨選手が受ける空気抵抗は、同年代の女子ジャンパーに比べると、ピーク時の値は半分しかない。

 安定感の最大の秘密は「再現力」と指摘するのは、牧野講平トレーナー(37)=森永製菓=だ。米大リーグの前田健太選手ら、自ら担当してきたトップ選手と比べても「体が覚えた動きが崩れず、繰り返す能力がピカ一」とほれ込む。

北海道新聞



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国内報道 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/02/17 09:35
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