ISUにつぶされた「世界スケート連盟(WSF)」と日本の転落

「リイコ」さん、WSFの記事について教えていただいてありがとうございます。
突然思い出したのよ。ISUにツブされた団体があったなあって。

日本スケート連盟は静観 フィギュア新団体のWSF(2003/4/24)
http://www.47news.jp/CN/200304/CN2003042401000458.html


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WSF支持しないよう警告 米フィギュアスケート協会 (2003/5/6)
http://www.47news.jp/CN/200305/CN2003050601000203.html


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ISUの採点に不満を持つアメリカの選手・元選手が中心になって立ち上げた「世界スケート連盟」。
「ISU公式戦に出さねぇ」「五輪に出さねぇ」と言われたらあきらめるしかないわよね・・・。
選手は自分自身が人質だってこういうことよね。ISUは採点に抗議しちゃならねえとか、ジャイアンルールを絶賛開催中だけど、どこのヤクザよって話よね。

「FPU(フィギュアスケート保護連合)」さんにこのへんを詳述なさったいい記事がありました。

新採点誕生の経緯
http://fpu.nobody.jp/saiten.html

東スポさんは今こそFPUさんに取材を申し込んで記事にすべきよ!
ここまで労力をはらって緻密な記事にしてくださっているんだからあとはメディアに載せるだけ!
今ならめちゃくちゃ売れるわよ!!

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【2002年転落の始まり】

日本スケート連盟の不透明な経理に3日、捜査のメスが入った。スケート界に君臨 した「ドン」久永勝一郎・元会長と、資金管理を仕切っていた松本充雄・元専務理事の逮捕。捜査員に連行される、2人の表情は硬く、権勢を誇ったかつての姿はなかった。   

栄華の中にいた久永容疑者の転落が始まったのは、2002年6月の国際スケート連合(ISU)京都総会だった。ISU100年の歴史で初のアジア開催となった総会で、久永容疑者はISU副会長の座を失ってしまった。 
総会に対する、久永副会長の力のいれようは相当なものだった。 
  
ホテル代や交通費はISU本体が負担したにもかかわらず、日本スケート連盟は諸
経費に約5000万円を注ぎ込んだ。保津川ライン下りの観光ツアーを準備したり(実際は雨天中止)、ちょうど開催中だったサッカーW杯日韓大会の入場券を用意したという話もあった。


「副会長再選を狙うための過剰な接待があった」との指摘は当時からあったが、肝心の選挙で久永容疑者は落選。自らが先頭になって招致に成功した地元・日本の総会で大恥をかくことになり、その剣幕は大変なものだった
という。
京都総会の最大のテーマは、フィギュアの採点方法で、旧採点法にこだわる久永容疑者と、新採点法を訴えるチンクワンタ会長が激しく対立した。結局、会長側が勝利し、この結果が総会最終日の副会長選に影響を与えたと言われる。この後、新採点法に反対する米国を中心に、世界スケート連盟(WSF)という新組織が発足。

久永容疑者は「賛同」の意向を示していたが、チンクワンタ氏の猛烈な切り崩しもあって組織は雲散霧消となり、WSFに肩入れしていた久永容疑者のISU内での影響力は、ほとんどゼロになった。


その後、NHK杯準備金の私的流用が連盟内で明らかになり、04年6月、念書を取られたうえで会長を退任した。疑惑発覚後は強気な姿勢を見せていたが、その後に一部金額を弁済、今年6月には、連盟側に和解を申し入れる(連盟は拒否)など「ドン」の面影は消えていた。
 

城田憲子氏はしれっと連盟に復帰してNHK杯じゃアイスダンスのジャッジに入っていたわね。

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この記事の中で触れられている、採点をめぐる対立とは、どのようなものだったのでしょうか。2002年当時、久永勝一郎氏は、ISU副会長(フィギュアスケート部門)でした。この地位は、ISUにおけるフィギュアスケートに関する全ての権限の頂点にいるということです。

しかし、彼や「技術委員会(ISU憲章に基づきフィギュア競技の技術面を監督する義務と権限を持つ責任ある立場にある)」の知らないところで、新採点システムのプロジェクトは進行していたのです。

そうでなければ、あのスキャンダルの一週間後に、新採点システムの素案を発表することは不可能です。つまり、チンクワンタ会長側は、スキャンダルの騒ぎに便乗して、秘かに進めていた新採点システムへの変更を実行に移したと言う訳です。   

そして、2002年6月、京都で行われたISU総会で、チンクワンタ会長と対立した久永氏は、カナダスケート連盟会長でチンクアンタ支持者のデヴィッド・ドレ氏に敗れて副会長の座を失ってしまうのです。
   
しかし、このシステムには、日本だけでなく、アメリカもオーストラリアも反対しました。そしてジャッジの匿名性については当時から問題になっていました

2003年3月13日に、日本スケート連盟は、ISUに対して抗議を行いました。抗議の内容は、2002年の京都の総会では新採点システムに関する開発および試験の「プロジェクトの開始の許可」を与えられたもので、関係者達はこのプロジェクトで開発中のシステムは2004年の総会に提出されると考えていたのですが、ISUは、2002年12月27日にプレスリリースを発表し、京都の総会ではプロジェクトではなく、ルールを採択したと表明したのは、歴史を書き換えるようなものだとしてます。


すんげえすりかえ!言ったもん勝!!! おっそろしい!
ISUってすごいわ~。まるっきりヤクザだわ。昔は戦っていたのよね、日本スケート連盟さんも。
今は採点恭順派がデカい顔をしているようだけど、でも変わってきていると信じたいわ。

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【トリノ13日共同 2006.2.13】   
国際スケート連盟(ISU)は、17日に始まるトリノ冬季五輪アイスダンスの審判団からイリーナ・ネクキナ審判員(アゼルバイジャン)を除外したと13日発表した。度重なる採点ミスで同審判員が降格されたためだが、4年前のソルトレークシティー五輪で起きた不正採点スキャンダルからの信頼回復に、神経をとがらせるISUの姿勢がうかがえる。   

ISUは、競技会での審判員の採点をモニターし、自国選手に有利な採点やミスジャッジをした審判員に警告を与える。この警告が3年間で4度に達すると資格を降格。ネクキナ審判員の場合は五輪、世界選手権で採点できる最高ランクから通常の国際審判員に格下げされた。   

この記事を読むと、2006年までは、ISUも審判に対して公平な視点を求めていた事が窺われます。また、これによると、ISUは、審判員をモニターで監視して、不正採点にならないように注意しているそうですが、それではなぜこの事実を公表しないのでしょうか?バンクーバーオリンピックの時も、モニターしていたが、おかしな採点はなかったと説明すれば、多くのファンは納得するかもしれません。
   
しかし、疑問が残ります。それは、韓国の審判、イ・ジヒ氏の言動です。

彼女は、キム・ヨナ贔屓の発言を繰り返し、浅田真央に低い得点を与えました。 優勝を争うのは、浅田真央とキム・ヨナだろうと多くの人達は考えていましたから、日本テレビのバンキシャが撮影した映像で、イ・ジヒ氏が、キム・ヨナのライバルである浅田真央の得点を低くしているシーンが映りましたが、これは、自国選手に有利なジャッジを行っていた証拠ではないでしょうか?

なぜ、イ・ジヒ氏は警告すらされていないのでしょうか?今は、そういう監視は行っていないのでしょうか?   
6月のISU総会では、この問題を徹底的に追及して、フィギュア界のシステム不全を正し、採点がどの国の選手にとってもフェアなものにしない限り、ISUやジャッジへの批判は、いつまでも続くでしょう。



2006年になされたこの分析は、2013年の今日になってもISUの不正採点への巨大な警鐘として鳴り響き続けています。

フィギュアスケート保護連合さんの記事を、皆さんもぜひご覧いただきたいと思います。


日本の転落はそのままカナダの浮上ってことだったのね。バンクーバーに向けての。あらためてひでぇ話だわ。

それにしても天野真氏、本当に顔が変わったわね・・・。FPUさんのところに掲載されていた画像はカナダの犬、ISUの走狗って言われるようになる前の画像かしらね。

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ISUの諸問題 | コメント(14) | トラックバック(0) | 2013/12/16 16:04
コメント
スケ連の対応
コメントを書き込ませて頂くのは2度目になります。読んでいただけるか分かりませんが、
お一人でも多くの方のお目に留まればと思い、書かせて頂きます。
詳細は私のブログの当該記事に書きましたが、荒川・佐野両理事について問い合わせをしたところ、連盟の方は全く対応する気は無いようでした。また、こちらが名前を名乗ったにもかかわらず終始「名前は言いません!」など大変高圧的な応対でした。
なお、その際に連盟に対する問い合わせなどをする側も「匿名で結構ですよ!」と言質を頂きましたので併せて書き添えておきます。

皆様、ご意見や苦情は匿名でじゃんじゃんメール&FAX・手紙など送っていいそうですよ。(握りつぶす気満々に感じましたので、私はJOCや文部科学省の担当部署に連盟への指導を請願するべく動くことにします。一応連盟にも強化部長および委員長あてに送るつもりですが)
No title
「世界スケート連盟 World Skating Federation (WSF)」
2003年3月、設立当初は11カ国でスタート、本部はアメリカ・フィラデルフィア。
中心はアメリカ。暫定会長はアメリカのロン・フェニング、元ISU技術委員。
ソニア・ビアンケッティがWSF憲章の執筆に加わっている。
元ISU審判ジョン・ジャクソンやポール・ワイリー(アルベールビル五輪銀メダリスト、アメリカ)も団体設立者に名を連ねていた。

当時この新団体にサポートを表明した著名なスケーターたち。
スコット・ハミルトン(アメリカ)は設立会見で賛同の意のスピーチ。
カタリーナ・ビット、クリスティ・ヤマグチ、サーレ&ペルティエ(カナダ)、ブライアン・ボイタノ、カート・ブラウニング、トッド・エルドリッジなど。
名前負け?
天野真

これほど名前と人物が乖離している方は初めて見た気がする
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No title
最後の写真、うっ吐きそう
禍々しいの一言
スキャンダルについて
上位者に悪口を言いまくることをイガンヂル(離間事)といって離間が目的。
足を引っ張るだけで建設的なことは出来ない。韓国人同士でも足を引っ張り合い、韓国の王朝ドラマでは王様やお妃に盛んに告げ口する姿が見られます。韓国の伝統なのかw朴クネさんに至っては諸外国で日本の悪口を吹き込む告げ口外交をしてますね。
韓国がISU内で金をばら撒いただけでなく、色々吹聴してたんでしょう。

スケ連スキャンダルについですが、
05年 長野五輪の立役者・コクド(西部)グループの堤義明親分が逮捕(証券取引法違反)されることで、スポーツ団体のポストを辞任。結果、堤体制の残党は粛清される運びになったようです。堤一派はJOC内では資金が潤沢なスポンサーとコネをもつ存在といえども、わが物顔で振る舞う一部の役員の専制は苦々しく思われていた。スケ連内では久永氏、城田氏が追放される形になったのでしょう。
彼らの代わりに、スポンサー、役員の空席を埋めたのは、電通の意向を組む人達では。
五輪なりスポーツ団体は電通と以前からずぶずぶだけど、この時から、スケ連内の電通の声がより一層大きくなり全ての面で顔色を窺わなくてはならなくなったと思う。
山田真知子コーチがみどりの海外派遣の資金がどうしても捻出できなく困ったとき、堤さんに直談判しに行き、手配してもらったと何かで読んだことあります。


政治家が会長に座るのはお約束みたいw。
顔の変化
人間、一番怖いのは慢心だな…と思ってしまいました。
フィギュア(界)を見ているだけで、いろんな人生訓が
得られますね。
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ナマで見るともっとゲロゲロです
ゆら 様

先だってのグランプリファイナル福岡、私は初めての競技会で、初アマーノだったのですが、8倍双眼鏡でその顔を見て、ぐわあっ!と うめいてしまいました。写真よりもさらに人相悪かったような気がしゅる。なんか変なものがどろどろ、もわもわ周囲を取り囲んでるような感じで気持ち悪かったです。(ま、これは個人的な感想ですが ^ ^;) 
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断片的にちょこちょこ入ってきていた情報をこうして時系列で紹介して頂けると、どうして今日本のスケ連がこんなにぐだぐだなのかわかる気がします。
堤さんの事もバブルはじけておごれる者は永からずぅ…とか思ってたけど、後に入った連中をみるとかの国関連の策略にはまったのかなぁと、今の猪瀬さんもそうなのかなぁ…と考えると、真央ちゃんはじめ、真面目にガンバってきた人達に改めて頭が下がりますし、どんな結果でも暖かく受けいれようと思いました。
もちろん、4年前の繰り返しはイヤなので自分で出来る事はしよう、とも思いました。
No title
逸脱した採点と判断される基準が
ISU Communication 1631にあります
これの日付がバンクーバーの後なので
それ以前がよくわからないのですが


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