もやもやの原因は「良いとされる演技の整合性が取れていない」こと(ゆっきーゆんさん編)



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2014/01/02 ゆっきーゆんさん

もやもやの原因

新年あけましておめでとうございます。
あまりコメントしていない人間ですが、今回の全日本、試合はすべて観戦していました。

全日本は審判がつけた点数はシャッフルしないので、誰が何点つけたかわかります。
姐さんが指摘しているSSについては、真央が滑り出した途端に本調子じゃないのが分かるくらいの不調だったためか(本来なら真央はもっと動きが軽やかなはずだと思うのですが、SPですらあれ?っと思いましたし、FSはサイドブレーキがかかったまま走らざるを得ないみたいな印象でした…)同評価が多い中、明らかに浅田<鈴木にしているのはJ5、噂の山田登美子氏ですねww(わかりやすすぎます!)あとはJ7の吉川氏。最も高い点数を出している下出氏は鈴木のSSに9.25つけましたが浅田に9.5をつけているので、全体的にあげ採点をされている方とお見受けします。

新採点における観客のもやもやの原因は、1にルール自体の緩さと不備、2にそれを運用する審判、役員の資質の疑わしさ、3に、ルールを一般に広報するはずの解説の歯切れの悪さからルールが周知されない点、これらが複雑に絡んでいるのでどこにもやもやしているかによって、意見が分かれるのではないかと思います。

そして、この3つのもやもやはすべてあの銀河点キムチを頂点に据えようとしたから、ということに帰結していく。
姐さんが今回のあっことアレにそれなりに線を引いて扱っているのはそこの違いだと思っています、私は。

けっしてあっこのあの点が妥当とは思いませんし、少なくともPCSは国外アピール向けで盛ったとしても、ステップはようやくループが分かるようになったくらいの私でもわかるような3Lzのエッジエラーだけは見逃してはいけなかった。あの点数によってせっかくの彼女の渾身の演技が台無しにされたと思いました。あっこよくやった!と思ったのにもう点数のせいで色々ともやもやして気分が悪かったです。

あと、生で全日本のトップレベルを並べて見てみての感想ですが、真央と大輔、彼らがなぜ観客に愛されるのか、よくわかりました。彼らの凄さはテレビでも伝わりますが、生で見ると演技に引き込んでいくエネルギーが違いました。だから、みな、彼らがけしてミスのない完璧な演技ではなくてもスタオベしてしまうのだと。

テレビで見ていた時は「なんでノーミスじゃないのにスタオベ?」「大ちゃん大ちゃんってキャーキャー言っているの?」と思っていたのですが、こういうことか!と思いました。この二人のこの、努力だけではそう簡単には持てないだろう力は生でないと伝わりきれないところだと思いました。崇彦のSSのすごさと知子の秘めたる表現の豊かさも、生で見ないと伝わりづらいのではないかなと思います。

また、放送されない選手たちの、それぞれの力を出し切ったキラキラした演技を生で見られたことは本当に幸せな時間でした。あれを最初から最後まで撮りもしないなんて、ホント●ジテレビって使えないわ!動かないメインカメラなんて視界の邪魔なだけなのに、もったいない!と思いました。


2014/01/03 ゆっきーゆんさん

長文になってしまいましたが汗

姐様、返信いただきありがとうございます☆
ちょっと長くなりすぎたので公開するかどうか悩んで、あとでチェック外せばいいかーと思ってそのまま投稿しておりました(笑)なのでもし公開したほうがいいかなと姐さんが思われましたなら、前のも遠慮なく使ってください。

そもそも、なぜここまでルールの事で様々な意見が入り乱れ、混乱しているか考えたのですが、要するに「フィギュアスケートとはこうあるべき」という評価の芯が観客から見て行方不明だからではないでしょうか。

『よいとされる演技の整合性が取れていない事』
これに尽きるんじゃないかと思います。

採点競技である体操はルールは変遷していっても「より難しい技をより美しく実施するべき」という根幹があるのを感じます。
最近は難度が高めの構成を組んでいると、器具から落下しても即メダル圏外ということはなくなりましたし、鉄棒なんかだとひねり系の技で稼ぐ中国選手よりは離れ技バンバンのゾンダーランド選手のほうが観客へのアピール度が格段に大きいです。
しかし、曲がった膝やひじ、器具からの落下や着地の乱れがあると美しくないこと、ひねればひねるほど、宙返りすればするほど、技を連続して行えば難しいことくらいは素人にだってわかります。

新体操はある時期から手具操作より軟体重視っぽくなったことで、皆が同じような演技をするようになったと私は感じています。ロンドン五輪を見ていても団体の手具交換は各国違いや工夫がみられて面白いのですが、個人は途中で寝落ちしました。
ただ、逆にその中で優勝したカナエワ選手だけは8年ぶりに競技を見た私でも別格にすごかったのはわかりました。

フィギュアスケートはどうでしょうか?
ペア、アイスダンスは技術と芸術をバランスよく兼ね備えた人を一番に置こうという基準をある程度は感じるんです。
ペアのヴォロソジャール&トランコフ組は素人が見てもリフトのポジションの工夫、ツイストの高さ、同調性ともに抜きんでているけど、でも彼らがミスをすれば、全てをバランスよくこなしているサフチェンコ&ゾルコビー組が勝つ。

アイスダンスにしても、音楽とぴったり連動された表現とスーパー爆走スピードでも合ってしまうツイズル+華がある反面、速過ぎて時々フリーレッグの処理が雑とか足元がテサモエに比べりゃおろそかになるといわれるデービス&ホワイトと、足元の技術はぴか一で隙がないのだが、すっごくうまいのにどうにも地味というか一定速度で優等生過ぎて印象薄い演技が多いヴァーチュー&モイヤー組とを比べたときに、ミスをした方が負ける、もしくはメリチャリが勢いを失って慎重に滑るとテサモエが勝つ、みたいな傾向はあると思うんです。

そして、彼らの凄さが、(1番をつけられる理由が)私のようなただのファンでもわかる。

なのに男子はツルスケだけど音楽性についてはうーん…なのに全部連動で高上り、TESが高いのはわかるが他までうなぎ上りなのがなぜなのかがわからず、女子に至ってはSS評価項目にクロスカット多用はよくないと書いておきながら、誰よりもクロスカットの多い選手をスケーティングスキルが優れているという評価に持ってきているわけで、わけがわからない、何かがおかしいんじゃないかとしか思いようがないです。

ルールを勉強しろって言われても、そもそもなんで競技者でもコーチでもないのに、こまごまと基礎点やレベル判定GOE判定の基準にいたるまでをチェックしないといけないのか理解に苦しみますよwww野球やサッカーでそんなのチェックしないと勝敗わかんないですか?せいぜいわかりにくいのって守備、走塁妨害やオフサイドくらいでしょう?
体操の内村選手が何故評価されているかわかりませんか?レスリングの吉田選手の強さが分かりませんか??なんとなくでいいならわかると思うんです。

やっぱりおかしいんですよ、素人が見てもこの人凄い!って人が凄くない扱いをされている競技って。素人が理解できないルールを理解できない方法で運用して、しかも理解させようともしていない競技はおかしいです。

ここまでルールに競技関係者並みに詳しくないと勝敗の行方が判らない競技、新採点採用後のフィギュアスケートくらいしか知らないです。

素人が見た目だけでも「あ、この人すごい!」ってことがわからない人が勝つ競技なんてフィギュアスケートキンケンジ入り女子シングルしか知らないです、私はwww

そう、前のコメントにも書きましたが、ルールの不備も運用の不備も広報の不備も結局、「キンケンジマンセーのため」に行きついてしまうんですよね。


私はブログを始めたり、会場でバナーを掲げたりは出来ませんでしたが、自分の周りにおかしいことはおかしい!とだけは言い続けます。できることはやっていこうと思います。茶番の二の舞は二度とごめんです。
あれを続けていたらフィギュアスケートは本気で終わりですから。



最初のコメントは鍵付きだったの。それで皆さんとぜひシェアさせてくださいよってお願いしたの。ゆっきーゆんさんありがとう。

女子ハングルって種目を作って勝手に優勝してればいいのにね、たくわんは。


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キム・ヨナが抱える多すぎる問題 | コメント(11) | トラックバック(0) | 2014/01/03 23:54
コメント
No title
ゆっきーゆんさま、はじめまして。
もやもやの原因、すごく納得できました。そして

『やっぱりおかしいんですよ、素人が見てもこの人凄い!って人が凄くない扱いをされている競技って。素人が理解できないルールを理解できない方法で運用して、しかも理解させようともしていない競技はおかしいです。』

『ここまでルールに競技関係者並みに詳しくないと勝敗の行方が判らない競技、新採点採用後のフィギュアスケートくらいしか知らないです。』

これに尽きますね!今のフィギュアスケート採点はおかしい、何とかしなきゃならないと友人知人に説明しても「スケート好きだけど、ジャンプの種類とか、細かいルールとかよくわからないし・・・」必ずこの言葉が返ってきます。

私も根気強く「おかしいものはおかしい」と言い続けようと思ってます。
姐さんが常々おっしゃるように、声をあげずにいるからと、現状(惨状)を肯定している人間側に勝手にカウントされるなんて、まっぴらごめんですから。
ゆっきーゆんさんの表現は
非常に論点が判りやすいですね。

↑の、ぱめさんと同様でして、
フィギュアの採点問題を論じても、何故にキムチの高得点がおかしいのか?を主張しても、それを説明すればするほど、「単なるフィギュア好き」という人達は細かいルールについて来れません。

また、そのルールや基礎点の恣意的な変更などになってくると、興味があって調べている人以外はついて来れない&覚えきれないのが普通です。

それに対しての簡潔な言葉が姐さんの書いている「不正の証拠は本人の演技」という言葉なんですが・・・。マヲタの一方的な主張と取る人も多いんですよね。


自分なんかは、言いたいことを一つの記事にして書きがちなんですが
(あるクローズされた環境で数百人だけを相手に書いているので、皆さんにはご覧いただけませんが)

こういったカテゴリに分けて
そのカテゴリにおける論点だけで書くと皆にも伝わりやすいかもしれません。

試してみようと思います。

ゆっきーゆんさん、ありがとうございました!
No title
ルール競技関係者並に詳しくないと勝敗の行方が解らない競技を、ずぶの素人に見せて、しかもその素人から金をかき集めて運営しようとするISUと電通。
キャンデロロが言ってた「ISUはマフィア」という言葉を思い出しました。
金を収奪できる限り、自分らの身も安泰。そんな彼らには、良いとされる演技の整合性なんかどうだっていいのですね。電通も集客力のある浅田若しくは髙橋をショーに押さえておけばフィギュア競技がオワコンになっても構わないのでしょう。羽生君がもし金を獲りプロに転向してもそれはそれで美味しいし(彼の性格から引退はしないと思うけど)。
カナダは男子シングルの金メダル獲得に必死。悲願だからね。いざ、PチャンVS羽生になった場合、カナダの英雄であるオーサーは本当に羽生くんの為に動けるのかしら??

同意です!
ゆっきーゆん様、とても分かりやすく、とても素晴らしいコメントを書いて下さって、ありがとうございます!
本当に、そうですよね。全文にウンウン頷きながら読ませていただきました。
そしてこのコメントをシェアして下さって、ありがとうございました。
私も周りにフィギュアの採点の異常さを伝える際には、ゆっきーゆん様の言葉を参考にさせていただきますね。
ちなみにお正月に実家で話しましたが、フィギュアに興味がないにもかかわらず、キムチがおかしいことはもううっすら気付いていたようで、すぐ納得してくれました(^_^;)
姐様、皆様ありがとうございます
姐様、貴重な記事に私のコメントを使って下さりありがとうございます。後からこうしてみると「もういっそ、自分でブログ立ち上げろ!」ってくらいの長さのコメントになってしまっていますね、人様のところですみません><;

ルールに詳しくなると、もっと楽しめるよ!というのはフィギュアスケート含めてどの競技にも共通です。
でも「同じ採点競技でも内村君やカナエワちゃん、ロシアシンクロチームの凄さはニワカでも伝わるわぁあああ!!なのにルールを隅から隅まで把握しないと1番になった人の凄さが分からないのはさすがにおかしいだろおお!」ってことです。
男子と女子の違いもそこです。
男子は「あれは足りないけどここは優れている」人が一番を付けられている→その足りない何かを無視するような採点していいのかな?
女子は「ルールを照らし合わせても、今や何一つすぐれていないのに優れていることにされている」キンケンジが1番にされる→ルールも運用もあってないようなものじゃないか!

というわけで混ぜるな危険!ではありませんが、混ぜると、記事にしていただいた部分に書いた3つの問題点の複合技が発動してきて、論点がずれる気がいたしますので、姐様のように分けて考えるほうがいいと思いまする。
皆様の参考になりましたのなら幸いです。
姐様、貴重なスペースをいただきまして本当にありがとうございました。
No title
ゆっきーゆん様のコメントをうなづきながら読ませてもらいました。モヤモヤ感をきれいにまとめてくださったように思います。ありがとうございます。

フィギュアスケートの採点にかかわってるところは、もう競技ルールなんてなくて、誰を勝たせたいかISUなどの意向にそって採点しているような…

今日発売されている「週刊現代」の「浅田真央と髙橋大輔ダブルで「金メダル」が見えたッ!の記事、立ち読みをしてきました。
この記事のざっとした内容は、真央ちゃんが3Aをやることへの否定的な記事で、今シーズン1度も3Aが認定されていないうえに、3Aを入れるリスクなどをあげ、3Aを回避して、レベルと下げて確実に点数をとれる内容(全日本女王のような…と記載がありました)にした方がいいと思うや今回の代表メンバーはみんなメダルを狙える選手だから、特に女子は表彰台独占できるんじゃないか…

この記事を読んでいて
真央ちゃんが納得のいく演技ができれば、引退する→ISU、スケ連としては、真央ちゃんのようなドル箱、金づるは失いたくない
真央ちゃんに悔しさが残れば、引退しないだろう→真央ちゃんに悔しさを残させるには→演技を評価しない、特に何が何でもクリーンな3Aであっても、いちゃもんつけて認定してやらない→悔しいだろう、さぁ現役を続けろ!→引き続きドル箱、金づる確保、安泰!なんかじゃないと思ってしまいました。

ファンは芸術性の高いスポーツとしてフィギュアを見ているけど、関係者はお金が儲かる単なるショーでスポーツなんて思ってないんじゃないでしょうか…

お正月にBSでやっていた五輪の振り返りの番組で、女子モーグルを見ていましたが、実況、解説ともに、いい感じだなと思いました。フィギュアを見てて、モヤモヤと思ってしまうようなことはないですね。自国の選手(里谷選手や上村選手)への愛情があって、時にはお茶の間の人が思ってしまうようなこと、他の選手が里谷選手より上手くいかなかったら、メダルが確定だよ!と言ったり、それでいて他国の選手への敬意もあって…
やっぱりフィギュアスケートはおかしいんじゃないかと思いました。
晴れないもやをほぐして頂いて…涙。
本当にすごいですね…。あえて素人のまま直感で感動していくのもいいかと思い続けていました。
6点満点の時代は採点すべてが公平でしたよね。佐藤有香さんの時代にうっすらとスケート好きで、オリンピック後のエキシビションを国内で観ました。キャンデロロさんは圧巻の存在感、有香さんはスケーティングが綺麗でした。
そこで一度途切れたんですが、真央ちゃんの登場でどんどん惹かれていきました。しかし…新採点方式の導入でおかしくなりました。
今は…更におかしい。GPFの生観戦で決定的に思いました。がんばろムードの選手に対して不信感だらけの主催者や審判。
全日本で決定的にモヤに入ってしまいどうにも抜け出せなくて…
演技に対する得点によって選手の価値が下がる…って、言い当てて頂いた(泣)どんだけ頑張ってノーミスでもFSで130点いくかいかないか、の選手が140点超えはないやろ~⁈
本人が喜び過ぎなのがまたドン引きでした。
羽生君の反応が正当だと思います。
私達が”すごいね” って思うのと評価があまりにも合致しない気持ち悪さはなんとも…。
意見が偏り、ファン目線になってはいけない。でも本能が拒否しまくりで、でも誰にぶちまける事も出来ない。本当にありがとうございます!
考え方とかすべてが勉強になります。なんとなくプロトコルも読めるようになったレベルですが応援したい選手がいる限りフィギュアスケートを楽しみたいと思います。
ま、まずは真央ちゃんのソチが終って魂が半分抜け、世界選手権~引退で完全に一時的に廃人になり寝込むと思います(笑)
重ねて、素晴らしいコメをありがとうございました‼
ありがとうございます!
姐さん、ゆっきーゆん様、ありがとうございます。
全日本のもやもやが、未だ晴れないでおりましたが、
あっ!そういうことなのか!と、自分を納得させることが出来ました。
でも、選手達は、皆、この状況の中で闘い続けなければならないのかと、思うと
やはり、微力であっても自分が出来ることをしていかなければと、改めて思いました。
ありがとうございます!
ゆっきーゆんさま、非常にわかりやすく的確な指摘と文章に
「そうそう、それだあーー!」と、
一人握りこぶしをブンブン振り回して納得しました。
説明が下手な自分にはとても参考になります。
万年ニワカな私でも、まわりに上手く説明できそうです。
本当にありがとうございました。

姐さんも、記事にして下さってありがとうございました。
姐さんがホリホリしてシェアするようにして下さるおかげで、
知恵と勇気が少しづつ増えて拡散されていくような気がします。
偏向採点と不正採点
ゆっきーゆん様のこの記事なるほどなと思い頷きながら読みました
わたしの中で便宜上こんな風に分けて考えてます
引用させていただきましたが、この二つはおっしゃる通り混ぜるときけんで話がややこしくなるのですw

>男子は「あれは足りないけどここは優れている」人が一番を付けられている→その足りない何かを無視するような採点していいのかな?
→偏向採点

>女子は「ルールを照らし合わせても、今や何一つすぐれていないのに優れていることにされている」キンケンジが1番にされる→ルールも運用もあってないようなものじゃないか!
→不正採点
つまり不正採点の方の問題が解決されれば自ずと偏向採点の方は解消にむかっていくのではと思っています


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