マニアック検証シリーズ・2「キム・ヨナのスケーティングの質を検証する」

こちらの記事はヤマムロさんにお作りいただきました。
ヤマムロさん、本当にありがとうございます!
また、年々歳々さん、aoiさん、チーム公正の有志の皆さんにもご協力をいただいております。
ご尽力に心から感謝申し上げます。



マニアック検証シリーズ・2

キム・ヨナのスケーティングの質を検証する


さて、今回は2013ワールド女王キム選手の「スケーティングの質」について掘り下げていきたいと思います。
前回検証においてキム選手は、
スコア上は世界一の選手のはずなのに実際はターンの技術的な面においてジュニアの選手に劣る。
ということが判明してしまったわけですが、

じゃあ、具体的にはどこがどうおかしいのか?

前回ご紹介したターンとは別のもので、しかも比較対象も別の選手で検証していきたいと思います。

・・・前回、世界一の選手であるキム選手の比較対象がジュニアの選手で失礼だったかしら~?と思っていたので、今回はシニアの選手と比較しますねww

P.チャンGIF 


キムGIF



この2人が行っているのはどちらも「RBIロッカー・RFIブラケット・RBOカウンター」という組み合わせのターンです。

p-Rrbk.png

全然動きが違うように見えるかもしれませんがww内容は一緒です。
皆さん、この比較GIFを見て、どう思いますか??

P.チャンプロトコル
2013GPS スケートカナダFP

■ステップシークエンス レベル4 基礎点3.9+GOE2.1=6.0の評価
■Skating skills 19.50 (2で割って9.75)
(カナダナショナルのスコアは係数「2」がかけられて2倍された数字で表記されているため)

(シニア男子のフリーでは、女子シングルシニアより1つ多く、2回までのステップシークエンスが要件になり、今回の例はプロトコルの要素4の最初のストレートラインステップのほうです)
p-gps-kanada.jpg

こちらの2分27秒から2分30秒のあたり
実際の演技動画:P.チャン
Chan fs
(クリックで147秒目から始まります)
http://www.youtube.com/watch?v=wBJ4YGU0VTE#t=147


P.チャンのターンの特徴は

膝の上下運動が軽やかで、素早くエッジを切返すことが出来ること。
その際上半身の力には頼らず、下半身のフットワークのみで行うことが出来ていること。
スピードに乗ったまま、流れのある連続ターンをこなしている。
腕の動きは左右に振り回すのではなく、膝の動きと連動して上下運動させることによってスムーズなエッジの切返しを助けている。

などなど。
体の軸が常に安定しているのがわかると思います。

P.チャンGIF



また、GIFアニメのスロー再生の時によ~く足元を見てほしいんですが、くりっと方向転換した際にきっちりエッジに乗るのでスピードが全く落ちないです。むしろ若干加速しているようにも見えます。


それではキム選手を見てみましょう。

キムプロトコル
2014韓国選手権 FP

ステップシークエンス レベル4 基礎点3.9+GOE2.01=5.91の評価
Skating skills 9.69

2014_korea_championships_yuna_kim_f.jpg


この動画の1分30秒から1分34秒くらい
(※クリックで90秒から始まります)
Yuna Kim Korea FigureSkating Championships 2014 FS (No Commentary)
http://www.youtube.com/watch?v=MGmXlcDVcRk#t=90


スコア上は女子で世界一の選手であるキムは・・・。

膝の上下の動きが少ない。膝を伸ばしたまま方向転換することがある。
ターンする時、両腕を大きく開き、それを振り回ことで得た遠心力を利用して方向転換している。
ターンの際のエッジの切返しが遅くて動きにメリハリがなく、3連続ターンの間やや減速しているように見える。
最後のターンの後フリーレッグで氷を蹴って加速している。

キムGIF


また、スロー再生の時によ~く見てほしいんですが、RBIカウンターからRFIブラケット
に入るところでエッジがフラットになっています

足元拡大GIF


・・・なんか全体的にフラットな感じもしないでもないですが・・・。


いろいろ調べてみたんですが、バッジテスト(注釈)の場合はブラケットターンの際に一瞬エッジが
フラットになってしまったとしても、受かる場合があるらしいです。
が、P.チャンはそんなことしていないし、
ましてやキムはSSの評価が9点台の選手なのに、そんなバッジテストと同レベルのターンしか出来ないなんてことは・・・あり得ないですよねえ?
何しろスコア上では女子で世界一の選手なんですもの。
前回指摘した、連続ターンの途中でスリーを挟んでみたり、フリーレッグが氷に付いちゃったり、
スケーティングレッグのエッジが氷から浮いちゃったり・・・なんてことも、
スコア上ではSS9点台のキムにはあり得ないと思うんですが・・・。

どうも足元の動きが全体的に「がさつ」な感じがするんですよね。-注:個人の主観です)
基本的なフットワークや体の軸の取り方が出来ていれば、P.チャンのような無駄のないスムーズな動きになるんじゃないかと思うんです。(注:個人の主観です)
きちんとした基礎がなってないのに、無理矢理辻褄を合わせるような動きをしているように感じるんです。(注:個人の主観です)
SS6点台とかの選手でも、もっと一つ一つのターンを丁寧にこなしていると思います。だって途中で跳ばないし。途中でフリーレッグが氷に付いちゃったりしないし。(注:個人の・・・ww)

さて皆さんはどう思いましたでしょうか?
これでSS9点台は妥当なんでしょうか?
P.チャンとほぼ変わらないGOEの評価は妥当なんでしょうか?



(注釈:バッジテストとは・・・試合に出るために必要な「資格」のようなもの。初級から8級まであり、全日本選手権に出場するためには7級以上が必要。各級合格者には認定バッジが与えられることから「バッジテスト」と言われている。ちなみにブラケットターンが出てくるのは3級。さらに興味のある方はこちらからどうぞ^^。
http://www.jfsia.jp/index.html )




**お・ま・け**

いくらなんでも男子との比較は酷いニダ!と言われるかもしれないので、女子選手との比較も載せておきますね。
ターンの組み合わせはちょっと違いますが、構成が似てるので・・・。
RBIカウンター・RFIブラケット・RBOロッカーという組み合わせの3連続ターンです。上の2人とはカウンターとロッカーの順番が入れ替わっています。

2-k-Rkbr.png


カロGIF


2013 COC Carolina Kostner SP B.ESP2
http://www.youtube.com/watch?v=N6c9KdhoCeY#t=172


こちらの動画の2分52秒から2分55秒か56秒くらいまで。
そうです。コストナー選手です。

カロのプロトコル
ストレートラインステップ レベル4 基礎点3.90+GOE1.40=5.30の評価
Skating skills 8.39

ccc-1.jpg

コストナーのターンの特徴は

膝の上下運動が軽やかで、素早くエッジを切返すことが出来ること。
その際上半身の力には頼らず、下半身のフットワークのみで行うことが出来ていること。
上体の軸がずっと安定しているので、3連続ターンの間でも腕の振り付けを取り入れることが出来ていること。
大きなカーブと小さなカーブを巧みに使い分け、メリハリのある動きをしている。

そしてやはりP.チャンと同じく、くりっと方向転換した際にきっちりエッジに乗るのでスピードが全く落ちないです。むしろ若干加速しているようにも見えます。

P.チャンGIF



カロGIF



コストナーとP.チャンのターンの仕方が似ているの、わかりますか?
2人の膝の動きと下半身の使い方、上体の軸の取り方などに注目してみて下さい。

ちなみに、「ISUジャッジングビデオ」という動画がありまして、その中の
ISUスケーティングスキル・バランス
http://www.youtube.com/watch?v=NzcS_HlgLKQ


というものの中から以下抜粋

教科書動画のお手本、good balanceらしいです。
女の子が両足で前進してるだけ。
http://yui.oopsup.com/browse.php/BeFairButSAKUSEICHU/4.1.2. ISU components. Skating skills. Balance - YouTube.flv_000019553.jpg


ランビエールのステップ中(LFOからのスリー後に足がえ直後)
http://yui.oopsup.com/browse.php/BeFairButSAKUSEICHU/4.1.2. ISU components. Skating skills. Balance - YouTube.flv_000147714.jpg


以上を踏まえてこちらをご覧ください。
small-balance.jpg

比較 拡大画像はこちら

3人の最後のターン(ブラケットからカウンターもしくはロッカー)の直後の画像を並べたものです。
キムだけ重心の位置が明らかに違うのがお分かりいただけると思います。
P.チャンとコストナーはランビエールの重心の取り方と同じですよね?

皆さんはこれを見てどうお感じになられましたか?

キムは本当に世界一の選手なんでしょうか?



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キム・ヨナはステップも下手クソ | コメント(4) | トラックバック(0) | 2014/02/19 03:25
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ヨロヨロのヨレヨレ…
先程「朝ズバ」でkyのFPのタンゴの映像が流れました。
こちらで色々と勉強させていただいたつもりでしたが、ステップ??ターン???いざとなると早くてわからなーい…(ひょっとしてジャッジもそんなレベル…汗)でも、初めてあの方の今シーズンの演技を大きな画面で見て(youtube動画をスマホでしか見てなかった)よーくわかりました。こちらで皆さんがおっしゃってることが…
ヨロヨロでノロノロ、上半身はニョロニョロしてるのに足元はカクカクしてるし、すぐに間?という名の休憩に入る…いつも浅田選手のスケートを見ている目には酷しすぎました…本当にとにかく美しくない!ご自慢の表現力とかいう顔芸も…汗。なんか幼稚園児のスケートに欲求不満のオバサンの顔をくっつけたような…キモ…汗汗汗 。。。。。。。そして有名な欽ちゃん走りのところでは、コーヒーを吹き出しそうになりました。本当に何を表現してるのか何がしたいのか一体なんなのか全然分からない!!音楽だけが虚しく流れてる感じ。音楽がかわいそう。
「不正の証拠は本人の演技」本当にこれに尽きると思いました。もう皆気づいてます。
嘘は必ず暴かれると信じています。
エンジ全体に乗れていない
ヤマムロさん、いつもありがとうございます。
五輪直前に、この怒濤の労作、大変だったことでしょう。

ところで、チャン選手やコストナー選手と比較して改めてよくわかったのは、彼等はインかアウト
にきちんと乗っているのはもちろんのこと、エッジのいい位置に乗って、エッジ全体がリンクから離れることなく、回転の最中も氷を押しているということ。

それに対してクイーンは、バックのときはエッジのかかと部分に乗って、それを支点にして、エッジの中心より前の部分を浮かせるようにして回転してる。フォアのときはトウ部分に乗って、かかとを浮かせるようにして回転してる。ターンというものは本来エッジ全体で氷を押してこそなのに、彼女だけは、さながらスピンの感覚で回転してる。これはあきらかにインチキですし、スピードが出ないのも当然だと思われます。ヤマムロさんのおかげで、それがよくわかりました。フィギュアスケートの能力者様はこの事実をどうお考えなのでしょうか?
No title
偽女王様のFSのステップについてですが

ロッカー~ブラケット~カウンター

のパターンは序盤だけでなく終盤に足を変えて行っていたと思います
(人差し指を顔に当てて気持ち悪いブリッコポーズをするあたりのとこ)

あと、中盤に
ツイズル~ロッカー(?)~カウンター(?)のパターンも
足を変えて2度ほど行っていたような気が・・・

間違っていたらすみません

「アディオス・ノニーノ」は彼女にしては珍しく
片足ターンを詰め込んでいて
「3連続のディフィカルトターン」はどこからでも
レベルを取れるようはなっていたのかもしれません
「大変よく頑張りました」な構成ではあると思う

但し一つ一つを見ると利き足で無い方は全体的にエッジが浅いですし
ツイズルと次のターンの間には余計カクカクッとなって
スリーが入っているので結果的にはレベル4は取れていないのですが



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