フィギュアスケートルール変更とISUアジェンダ情報(megumiさん編)

ISUのルール変更とアジェンダの内容を俺たちのmegumi師匠が一気にまとめてくださいました。
megumiさん本当に本当にありがとうございます。いつも助かっています。

現在、チーム公正の有志の皆さんがさまざまな動画解析を行っていますが、技術的な面については「最後にmegumiさんが見てくださる!」と思うと姐さんはめっきり安心ですし担当されている皆さんはたぶん身の引き締まる思い、という感じだと思います。志を同じくするチームで頑張っていますけど、やっぱり複数の目でチェックすることはとても大事だと思います。できるだけ大勢で確認し、どんなことでもいいから「その人からの意見」を出す。
それは時に思いがけないほど大きな気づきをもたらします。
人間はひとりぼっちで生きていると何も気づけないのかもしれない。そう、ソチでリンクに出現したモーセのように。

姐さんはわぁわぁ騒いでいるだけなのでむしろ足手まといですが(ほんとにすみませんorz)有志の皆さんはどしどし解析を続けられ、見る目を養い、しかも「どうしたらより確実に伝わるか」も含めてすんげえレベルアップなさっています。頼もしすぎワロタwww笑うなこらwwww

一緒に「はたらく」仲間がいることのありがたさをしみじみと感じます。
神様、いいお友達といい仲間を姐さんに与えてくれてありがとうございます。皆様に幸あれーーと往年のユーミンみたいなことを言いだす姐さんですがユーミン、某ラジオ番組の公開生放送のとき最後に「皆様に幸あれ」と手をあげて聖別してから去っていきました。嗚呼!みゅーじっしゃんというのは「そっち方面」にたやすく行ってしまいがち!とはいえ紅白で震えていたユーミンはめっちゃ親近感がありましたが・・・。

と、どうでもいいんですよ姐さんの述懐はww

できればチーム公正の検証動画は記事にする前に師匠のチェックをとも思うのですが、ここで記事にすればmegumiさんがいつもすぐ教えてくださると思うと姐さんはほんとに安心です。すっごく頼ってしまっていますゴメンナサイ。でも、より正確でちゃんとしたものにして皆さんにお目にかけることができますから本当にありがたいと思います。

今回もルール変更の要点をわかりやすくまとめてくださいました。
ISU総会のアジェンダ(会議用項目)までも。ありがたいありがたい!!!!!

コメント中、megumiさんが文字色を指定なさっていて、強調色が青と、もう一種類えんじ色?に見えるご指定をいただいていましたが、赤色にさせていただきました。問題がございましたら迅速に変更致しますのでお手数ですが御教示いただければ幸いです。申し訳ございません。



2014/04/29 megumiさん

ざっくりとですが・・・

主な変更点

■ジャンプ
ルッツ、フリップに!判定復活
!判定→基礎点そのまま
e判定→基礎点の70%

e判定と<判定の複合→基礎点の半分
e判定と<<判定複合→1つ少ない回転数

GOEに関して
【±に制約されないエラー】
・シークエンス、コンボでジャンプとジャンプの間のリズムや体の向きが不完全
→最大評価から1~3段階評価減
・!判定
→最大評価から1~2段階評価減

【必ず-になるエラー】
e判定
→-2~-3評価

2014―2015、2015―2016年はプログラムコンテンツシートを元に
ルッツ、フリップのエッジを判断してe判定ならば
基礎点の70%でGOE評価ということになるようですが
2016―2017年には実際に踏み切ったエッジでアウトならルッツ、インサイドならフリップという判定を行うようです

リップ、フルッツ保持者はこの2シーズンの間に矯正が急務になります
新採点方式以降ルッツ、フリップの処遇について段階を経て改正が行われてきましたが
いつまでたっても選手が矯正をしないことに対してISU技術委員会はいよいよ最終手段をとるということなのかもしれません

特記事項
・シニア、ジュニアに関して1.5回転以上足りない場合は基礎点なし

つまり・・・
コンビネーションジャンプでは
3回転と1回転→「GOE-3」
2回転と2回転、あるいは2回転と1回転→ノーカン

ステップからのジャンプ
2回転すっぽ抜け→GOE-3
1回転すっぽ抜け→ノーカン

※もしかしたら2回転抜け+DGでもノーカンかもしれません

注)ジュニア女子SPに関してステップからのジャンプで2回転と
連続ジャンプに関して2回転+2回転は認められていますのでこの限りではない

■ステップ
変更点:パターンの3分の1で上半身を大きく使う
 ↓
上半身でなく「体を大きく使う」でOK
※頭、腕、胴、お尻、足を大きく使っている

GOEに関して
「パターンが小さすぎる」の減点要素が無くなった

■コレオグラフィックシークエンス
GOEに関して
ステップシークエンスに同じ

■スピン
1)フライングスピン
a)明確なフライングで入る
b)最初の2回転で基本姿勢をとっている
c)基本姿勢を取った後2回転以上回っている
2)いかなる足換えのスピン
足換え前、足換え後どちらも基本姿勢が最低1つは入っている
3)コンビネーションスピン基本姿勢3つ全て含む

1)のa)~c)と2)、3)の5つの項目のうち
1つを満たしていない
→[ S ]基礎点は70%
2つを満たしていない
→[ SS ]基礎点は50%

レベルの認められなくなった要素
・バックエントランス→レベルの上がる要素とは認められなくなりました

レベルの上がる要素
・足換えコンビネーションスピンで足換え後の回転で基本姿勢全て含む
・同じ足で複数の難しいバリエーションをこなしている
・フライングエントリーで難しい入り方

GOEに関して

【加点要素】
5) 姿勢が良い(フライング・スピンの場合には空中での高さおよび姿勢を含む)
     ↓
5)姿勢がよく、力強い(フライング・スピンの場合には空中/着氷時の高さおよび姿勢を含む
「最終GOEは±に制約されないエラー」
・トラベリング、回転が遅い
→最大評価から1~3段階引き下げ
・悪い、ぎこちない、汚ポジ注1、注2))
→最大評価から1~3段階引き下げ
・SPのフライングスピンで空中で基本姿勢をとれていない
→最大評価から1~2段階評価引き下げ
・スピンの最中フリーレッグが擦るまたはお手つき
→「±に制約されないエラー」にて最大評価から1~2段階引き下げ

【最終GOEはマイナスになるエラー】
・フライングスピン、フライングエントランスで空中で姿勢をとれていない
→-2~-3評価

※注1)キャメルスピンの難しいバリエーションで
垂直動作の準備動作に入っている間に
フリーレッグが長く落ちている場合もこの減点要素に該当する
注2)スピンに必要な基本姿勢に到達するまでに時間がかかる場合もこの減点要素に該当する


なんつーか・・・ISU的には「コレで競技が健全に育成・発展する」と思っての変更なんですかね。だったら正気の沙汰ではないですよね。
次の五輪に向けてウンコロボッチの子分たちをってな「意図」が明確な気がしてしょうがないんですけどね。
さらにはその進退が巨大な影響を及ぼすことが明確な某選手のことが、ルールを決めた連中の頭からどーーしても離れてなかった気がするのはきっと姐さんの妄想ですよね___

今までよりも「下げたい選手を下げやすくなる」のが明確でほんとに萎えます。
ジャンプを厳格化してどうしたいんだ。これで競技が健全に育成・発展すると思うのならもうダメですよ。

そういえば皇帝ヤグディンがぼっちに「次の五輪どうすんの」って聞いたらさすがコミュ障の名をほしいままにするぼっちは何も答えられずニヤついてたらしいですが23歳にもなってまともな会話ひとつできないのって人としてどうなんスかね。あの「使い物にならなさ」は異常wwwしかもそのコミュ障をかばって韓国人大ブーイングだったそうでwwwあいかわらずろくでもねーな、ぼっちとその周辺は。




2014/05/04 megumiさん

ISU総会アジェンダ

ISU総会にかけられるアジェンダ(草案)も各国または技術委員会からいろいろと出ているそうですが
「何じゃ、これは(▽Ⅲ▽♯)」な提案も・・・
http://static.isu.org/media/143870/1863-agenda-isu-congress-2014.pdf

カナダ、ノルウェー、アメリカ
ジュニアのカップル競技(ペア、アイスダンス)において男子の年齢上限を21歳から20歳に引き下げるな!

日本
五輪、ユース五輪、ISU選手権大会は60m×30mのリンクで行い、
その他の大会は56m×26mで行ってもよい

オランダ
選手はコールされてから30秒以内にスタート位置につかなければならない。
6分練習の後の1番滑走の選手は1分の猶予が許される。
もし遅れた場合は減点または棄権を考える。
※現行ルールではコールされて1分以内

ギリシャ
電光掲示板、テレビ放送に関して
SP終了時の順位とFS技術点とPCSは5項目各得点と総合得点、総合順位を掲示する

アメリカ、ロシア
ジャッジのランダムオーダーと匿名制度を廃止
(アメリカはジャッジ名と国も公表を要求)

ベラルーシ、ロシア
オフィシャル(技術審判、レフェリー、採点ジャッジ、データ&リプレイオペレーター)の定年を70歳から75歳に

ISU技術委員会

・PCSの係数変更
(現行ルール)
男子シングルSP:1.00、FS:2.00
女子、ペアSP:0.80、FS:1.60
アイスダンスSD、FDにおいて項目ごとに係数がぐちゃぐちゃ 
(変更後)
男女ペアSP:1.00、FS:1.80
アイスダンスSD:0.8 FS:1.2

・ペアにおいて、スロージャンプ、ツイストリフト、サイドバイサイドのジャンプなど
後半のボーナスを全て廃止

・FS演技時間をシニア男女シングル、ペアは4分、ジュニア男女シングル、ペアは3分半
(この案が可決された場合)
男子のFSジャンプ要素が「8」→「7」
ペアのコレオグラフィックシークエンス廃止

・FSにおいて2回転ジャンプの制限
2Aを含め全ての2回転ジャンプにおいて
同一ジャンプは2度までしか跳んではならない

・3回転、4回転ジャンプにおいて同一ジャンプがどちらも単発になった場合の基礎点は70%に

・ジュニアペアにおいて、SPでトリプルツイストの解禁


技術委員会からはまた「困ったちゃん」な提案が出ました

女子のPCS係数は高すぎです
今でも技術点、PCSのバランスがアンバランスなのに余計にPCSに比重を置いたものとなってしまいます
ルッツ、フリップロングエッジ判定の厳格化で技術点が大幅に下がることが予想されるので現行通りでいいと思います

それから2A以外の2回転ジャンプにまで制限を加えるというのもどうかと・・・

2回転すっぽ抜けがいくつか出た場合はどうなるんです?
ただでさえルール改悪でシニアは1回転すっぽ抜けは点数無しのルールになっちゃったのに
2回転すっぽ抜けが複数出てジャンプがノーカンになったらどえらいことになりそう

ジャッジのランダムオーダー廃止や
PCS評価は5項目詳細を表示することには大賛成です




スピンがヤバイですね。フライング姿勢のあと2回転で基本姿勢っつーのは、できる人のほうが少ないのでは・・・と危惧されます。2度回るうちにレベル取り用の姿勢に「なっていること」って取りようによってはまたいくらでもNGにできますし。
ジャンプもそうです。ISU自ら「高難度ジャンプは認めない」宣言じゃないですか、これ・・・。
せっかく女子シングルスでもSPで3Aの実施がOKになったといっても、これでは挑戦するだけ無駄ってもんです。男子の四回転時代もなんだったのかってことになりそう。

しみじみと糞だなあ。

ジャッジの匿名制度廃止は大賛成です。だってテクニカル陣は名前と国籍出してますもん。
「ジャッジは不正をしますのでこれまで通り匿名で☆てへぺろ」ってISUおまえいい加減にしろよとしか。


あとアジェンダを見て「日本は馬鹿か」と思いました。日本スケート連盟、何も仕事してないです。

会長の橋本聖子はやたらと名誉職ばっかり引き受けて金儲けにばく進中ですが、そもそもの日本スケート連盟内の問題すら何ひとつ改善できていないじゃないですか。
橋本聖子の本来のフィールドのはずのスピスケだって健全育成できているんだかどうか。

日本スケート連盟の「仕事」って何なんですか。一度徹底的な外部監査をすべきだと思いますし、ISU総会の前に「こういうルール変更をぜひ」と日本スケート連盟に言うべきで、そのために署名活動でもなんでもすべきですね。

「人任せ」では事態はどんどん悪化します。ことに任せた相手が悪人だったら。

一度「決まってしまったことを」を途中から覆すのは難しい。次回は初手から「こうしたらどうよ」をもっと訴えていきたいですね。実効力のある「何か」を背景にした上で。

これは日本スケート連盟に更なる問い合わせが必要ですし、「本当にそれでいいのか」を民間からも、さらには本来の勘さ組織であるもっと上の、たとえば文部科学省からも「JOC経由でぶっこまれている国民の血税が妥当なのか」もチェックしていただく必要があると思います。

megumiさん本当にありがとうございました。
ご自身の思いとは異なる余計なことを姐さんが書いてしまっているかもしれません。今後もmegumiさん自身のお考えをぜひお寄せいただければと思います。本当にありがとうございます!


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ISUの諸問題 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2014/05/04 10:33
コメント
No title
ルールの変更、あまり興味ないですが、ISUがフィギュアスケートをつまらなくしようとしているのは確かなようですね。

運用面で、PCSの比率を小さくすること、技術点に不合理のある場合はビデオ判定などで精査して結論を明確に示す(当然採点に対する抗議は認められる)などしないと、
これまでルールをいじって(あの美しいスパイラルを見る機会を減らしてくれて)、それでもありえない選手にありえない点数をつけて大きな顔してたりえら張った顔してたりする輩たちは

なんでもあり
なんだからね。もう、十分わかりました。
No title
重度のフルッツの場合
e判定で基礎点は4.20。
でもGOEは3LzのSOVから-2~-3評価を受けてしまうから
実質得点は2.10~2.80ほどになってしまいます

e判定+URなら基礎点は3.00。-評価複合で-3評価前後になってしまうから
こちらのほうは実質得点は1.60となってしまう

3Fe判定なら基礎点は3.70。
GOE評価を含めると実質得点は1.60~2.30。
3Fe+<なら基礎点は2.70。
GOE評価含めると実質得点は0.60~1.30

なんですか?これ。

ルッツやフリップ認定で転倒よりe判定のほうが点数が大幅に下がるってホント無茶苦茶
2Aやほかの2回転ジャンプに回避したほうがはるかにましというものです

選手がいつまでたっても癖を直そうとしないから
今回のルール改正となったのかもしれませんが
これではほとんどの選手が回避してしまうでしょう

下手すりゃ女子の技術はカタリナ・ビット現役時代くらいに戻っちゃうんじゃないかしら
当然
多くの選手が、FかLzのどちらかが苦手。
そう言う選手は、当然抜いてくるんでしょうね。
リスクが大きすぎますもの。

今までe判定受けたことのある選手は回避し
今まで見逃されてきた選手は、普通に構成に入れ、そのまま見逃されるんでしょう。

厳しくするのもいいけれど、全員に公平に厳しくしてもらわないとね。

頑張って矯正に取り組む選手、挑戦する選手が馬鹿を見るルール、
あー馬鹿馬鹿しい。
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ISUアジェンダその後
自身のブログにもまとめましたが

2回転ジャンプ制限のルール、名前をコールされてから30秒以内に立ち位置につくというルールが採用されてしまいました

30秒~1分間でも減点1、1分間を超えても立ち位置につかないと失格という大変厳しいルールになります

それからコレオシークエンスに関しては2回転のジャンプを跳んでもジャンプ要素には反映されないというルールに変わりました
(これまではコレオシークエンスの中で2回転のジャンプを跳ぶと
「ジャンプ要素」としての基礎点が与えられてGOE評価)
またステップシークエンスの前に行ってもよいというルールに変わり、さらに自由度が増すことになりそうです

アジェンダとは関係ない話ですが・・・

ISU選手権の技術点ミニマムスコアに関しては
ジュニアで出した記録はジュニア大会の中ででしか適用されなくなります。
シニア資格者はシニアの大会で、ジュニアはジュニアの大会の中で
ミニマムスコアをクリアしなければならなくなります

選手の皆さんは大変なルール改正となりましたが頑張ってほしいですね

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