「浅田真央試論」さんによるご著書の上梓、『恐怖の作法 -ホラー映画の技術-』

皆さんもご存知の人気ブロガー、「浅田真央試論」の小中さんがご著書を上梓なさいました!

本の出版、おめでとうございます!


河出書房新社  5月15日発売
恐怖の作法 -ホラー映画の技術-
※クリックで同名の「浅田真央試論」さんのエントリーに移動します
http://tripleaxel.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-4e13.html

映像の第一線で活躍してきた著者が、人々を惹きつけ続ける「ホラー」=「怖い物語」がどのように作られるかを分析し、その実践法を伝授する、ホラーファンも必読の一冊!


発売記念ライブ(7月1日)もなさるとか!


あまり類例のない本ではあり、どこもサイン会とか開催してくれないので、仕方なく発売記念のライヴをやる予定である。
この本を出すきっかけを作ってくれた津原泰水さんと、某G社の編集であるH君、そして私が皆ベーシストで、ベース3本のバンドを作ったらどうなるかという実験「低音倶楽部」を昨年からリハしていたのだけど、意外やちゃんと音楽になってきている(勿論、別途キーボードとドラマーもいる)。


うわぁ~、ライブも行きたいなあ!!!
低音倶楽部!!!音楽でも実験的な試みをなさっているのですね。これは行きたい~。
きっとライブの告知もブログでなさってくださると思いますから楽しみにしています。

お求めは小中さんのブログからぜひどうぞ!
恐怖の作法 -ホラー映画の技術-
恐怖の作法

http://tripleaxel.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-4e13.html

ふだんのブログエントリーからも垣間見える深い思索と端正な文章で紡ぎ出される「ホラーとは何か」。
姐さんもぜひ拝読させていただきたいと思います。


小中さんのほうは「ホラー映画」ですが、姐さんからは「ホラー小説」に関する本を1冊ご案内します。

アリャマタ・コリャマタ先生(古い~)こと荒俣宏の『ホラー小説講義』。
この本が面白くてよく読み返します。
ゴシック小説の定義から、ホラー小説の成り立ちと発展、それがふんだんな半裸のネーチャンの画像と共に懇切丁寧に詳述されています。しかし荒俣先生の文体がすごく謎で、ものすごく効果をねらってあおりまくっているのに、いつものように水を打ったような静けさをたたえているんですね。
荒俣先生は伝奇小説、オカルト怪奇、ホラーと言われてしかるべき作品を多数上梓されていますが、そのどれもがわたしには淡々とした印象を残しています。
女性が自ら乳房を切断し、髪を逆立て、鬼とも蛇ともわかたぬ人外に化身して「醜形」を武器に闘うようなすさまじい描写でも、荒俣先生の文体は不思議に静かで「!」の多様などものともせず、さらさらと流れ去り、過ぎゆく時のはかなさをいっぱいにみなぎらせている印象です。鎮静をうながす文章というのでしょうか。

小中さんの文章を拝見しているうちにわたしたちの胸にじわじわとたぎってくる「希求」や「洞察」とは逆位相だなと思います。

そのどちらも姐さんは大好きです。



そして「小説」は読み手が参加することで初めて成立し完成する特殊な表現形態であり、読み手の実在が大幅な干渉を許されるという意味で「四次元的な芸術」だと思う姐さんは、「映画」という総合芸術について、言語表現のスペシャリストの小中さんがどのように「作法」を解明なさったのか、とても興味を惹かれます。楽しみに拝見したいと思います。

大勢の方が手に取ってくださるといいですね。非常に貴重な内容になっていると思います。
また、読了なさった方はぜひ著者へのメッセージや、出版社へのリクエストなどもあわせてお願い致します!!


河出書房新社  5月15日発売
恐怖の作法 -ホラー映画の技術-
※クリックで同名の「浅田真央試論」さんのエントリーに移動します
http://tripleaxel.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-4e13.html



人気ブログランキングへ
関連記事
日本人として生きるということ | コメント(4) | トラックバック(0) | 2014/05/17 20:15
コメント
わわわおもしろそう!
表紙!金子國義さんじゃないすか!素敵すぎて鼻血ブー!内容もおもしろそう!ぜったい読みます!ブログ…かくれ姐さんファンともあろう者がお恥ずかしながら存じ上げず…こちらも面白そう!読む!いつも素敵情報ありがとうございます☆
しかし哲学者の山本哲士さんにしろ、画家の福山知佐子さんにしろ、真央さんは本物の美を知る人たちに偏愛される存在なのですね♡ なおかつ大衆のこころもつかむ、真のスターであり芸術家だと改めて思います。
Re: わわわおもしろそう!
きゃーー!面白そうよね!ご覧になったらぜひ感想を教えてね。著者のブログにもぜひコメントをお寄せくださいな。きっと喜んでくださると思いますよ。

真央ちゃんをありのままに「いい」と思える審美眼とまっとうな感性の持ち主だからこそ、超一流になることができ、「いい」と評価できるのかも・・・

おっしゃる通り「真のスターであり芸術家」ですよね。そしてきゃわわでライオンで妖精で天使で女神で、この世の美という美のすべての体現者だ、くらいに思っていますよ。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
装丁も素敵!
スケキヨのくせに映像は怖過ぎて苦手な私ですが、怪談は大好きなので、第二部において「ネット流通怪談」が取り上げられている点も気になります〜。
ページ数からして分厚いであろうこの本に金子画伯のアリス、というのも不思議感いっぱいでよいですね。
同時にこちらの紹介文が秀逸なので、ルポ系の著作しか読んだことがない荒俣宏先生の小説も気になってしまいました。

ところで、いささか不謹慎かもしれませんが、こちらを始めとした一連の女王さま検証記事をまとめて『恐怖の無作法 ーホラー演技の技術ー』というタイトルでも本が一冊できそうですね。
表紙は「吸血鬼の接吻」のカマキリのポーズの写真でお願いしたいところです。
裏表紙は浅田選手の背後霊と化しているところ等々、よりどりみどりで迷いますが。

管理者にのみ表示